林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

グランドセンチュリー 英和辞典はお薦め

2009年02月25日 | 英語学習
グランドセンチュリー英和辞典グランドセンチュリー英和辞典木原 研三三省堂 2004-11売り上げランキング : 132788Amazonで詳しく見る by G-Tools


ここ数年以上にわたってもっとも定評のある学習英和といえば、『ジーニアス英和辞典』だろう。電子辞書版もふくめてかなりの人が利用しているはずだ。だが本当にあの辞書が、現代の不通の高校生に相応しいだろうか。ちょっと難しすぎないだろうか。

電子辞書ならば詳しくても問題ないだろう。だが、学習用の英和辞典の最大の目的は基本的な文法や語法を予習したり復習したりするためのことだ。そのためには、詳しすぎず、見やすいほうが望ましい。その点、『グランドセンチュリー英和辞典』(三省堂)は、スバラシイ!

たとえば、itをひいてみる。すると、一番最初の赤い囲みがあって、主な用法がまとめてある。itの項目を全部めくってみる必要がない。これは、初学者でもラクチンだ。

それから「語法」とか「注意」とか書かれてあるところが、高校生の英作文の勉強時にはとても重宝する。たとえば、go swimming in the riverのところをgo swimming to the river としてはイケナイとかの指摘だ。実を言うと、このことを強く実感したのは、某予備校の模試の採点をやっているからだ。その模試の英作文の減点のポイントが、『グランドセンチュリー』の「注意」とかなり一致しているのである。

あまり有名な辞書ではありませんが、私は大いに薦めたいです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。