林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

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Faber-Castellの芯ホルダー(TK9400, 3.15mm)を購入

2010年10月26日 | 文房具と読書
文房具関係の話題はしばしば入試英語にもとりあげられる。2年前だったかの東大英語の万年筆、神奈川大学のボールペンの歴史などがその例である。そして、ドイツの老舗文具メーカーFaber-Castell社の記事も、2008年の日本大学経済学部の入試問題で取り上げられた。この会社のパーフェクトペンシルは世界一お高い鉛筆として有名だ。


もちろんFaber-Castellの筆記用具は、文具ファンの私にとってあこがれの的である。とくに興味深いのは芯ホルダーだ。スイスのカランダッシュ社の製品(以前、赤い芯ホルダーを紹介した)と並び、一般筆記用具として使いやすい芯ホルダーを生産しているからだ。(ロットリング社やステッドラー社の芯ホルダーは製図用具としては有名だが、一般筆記具としては使いにくいように思える)。

それに今年は、日大の経済学部にぜひとも合格してもらいたい生徒がいる。

というわけで、迷いに迷ったが、ついにFaber-Castellの芯ホルダーを購入することに決めた。TK9400という名称の3.15mm芯用のもので、定価が2000円前後である。(ただし世界堂で購入すれば1700円くらいで購入可能だ)。TK9400を買おうと思ったのは、握ってみると非常に具合が良かったからだ。六角形の鉛筆状で、あまり太すぎないのが気に入った。(太軸はデッサン専用で、一般筆記具としては使いにくい)。

一緒にFaber-Castellの棒型の消しゴムも購入した。100円ショップで購入できるのとほとんど同じ形状だが、深緑の軸とFABER-CASTELLという名前があるので、ちょっと欲しくなった次第だ。定価はちょっと高めだったが、世界堂の割引価格だと120円程度とお手頃価格である。 写真はTK9400、消しゴム、およびFaber-CastellのGRIP2011というシャープペンシル(0.7MM、購入価格1300円程度)である。

嬉しくなってペンシル(芯ホルダー)と消しゴムを毎日使っている。文房具とは半分趣味の世界なのである。(Faber-Castell社は事業をハイテク化するのではなく、オールドに徹し、趣味の世界に貢献することで、ビジネスとして家業を成功させたのである。このあたりの経緯については、日大経済学部の英語入試問題文を読んでもらうとありがたい)。

次回は、500円未満の太芯ペンシルを紹介したい。300円程度で、ノック式芯ホルダーや1.3mmの太字シャーペンなどが、リーズナブルな価格でも入手できるのだ。

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