林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

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2ミリ芯ホルダーの勧め、カランダッシュ、伊東屋, シャーピッツ

2009年03月28日 | 文房具と読書
普通小学生が用いる筆記具は鉛筆だろう。中学生や高校生・大学生となると大半はシャープペンシル使っているはずだ。社会人の場合はシャープペンシルかボールペンといったところではなかろうか。しかし、それ以外にも案外使いやすい筆記道具がある。今回紹介するのは、2.0 mm の芯ホルダーである。(普通、2ミリ以上の芯を入れるものは、芯ホルダーと呼ぶ)。

2ミリの芯というのはちょうど鉛筆の芯の太さぐらいである。だからこの筆記具は、鉛筆とシャープペンシルのちょうど間の存在と言っても良いかもしれない。これは普通「芯ホルダー」と言い、従来は製図用に用いられていた。しかし、いくつかの芯ホルダーは一般の筆記用具としても使いやすい。何よりも安定感があるし、ちょっと力を入れても折れにくい。多くの人は、この芯ホルダー2B とか3B のやわらかい芯を入れて用いているようだ。(私自身は、数学の勉強が得意な子に数学教えるときに芯ホルダーを購入した。難しい数学を教えると、シャープペンシルで芯がボキボキ折れてしまうからだ)。

どんな芯ホルダーが使いやすいのか。人によって好みあるだろうが、いわゆる芯ホルダーの名機は必ずしも一般筆記用具としては使いやすくはない。(ステッドラーの MARS など)。

写真を見て欲しい。私がまず最初に薦めるのは、まずはサンスターから出ている">安製品シャーピッツである。青い軸と黄色のプラスチックの物である。大きめな文房具やヨドバシカメラで売っている。値段300円程度だった。最初に入っている芯はB 。できれば替えたほうが良いと思う。なお芯削りも非常に安い値段(300円程度)なので、買うと良い。というのは、普通に芯削りを買うと、800円くらいしてしまうのだ。

より本格的なものはといえば、老舗の文房具屋さん伊東屋から出ている木製の軽く鉛筆タッチの芯ホルダー。非常に書きやすい。写真では白い軸のものであるが、赤とか黒とかいろいろな色がそろっている。値段は600円程度だった。これも大きな文房具店などで売っている。欲を言えば消しゴムが欲しかった。なお、最初から入っている芯は HB のものなので、3B などに取り換える事を奨める。

なお、伊東屋のこのペンシルに魅力を伝えているブログがある。



実用性から言えば、この伊東屋の製品でも十分だ。しかし、木製なのでどうも表面が傷んでしまう。それがどうにも気に入らなかった。そこで私はスイスの高級筆記具メーカーで、芯ホルダーを最初につくり出した会社として知られているカランダッシュを購入してみた。一番安いもので1700円くらいか。私の赤いカランダッシュは、分度器屋という通販専門店で1900円で購入した。メタルだが非常に軽く、また一般筆記具として書きやすい。また、芯削り器も内蔵してある。一生物として考えれば決して高くないと思うのだが、どうだろうか。(ただし芯は絶対に替えてください。 H くらいの硬い芯が入っているからだ)。

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