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英国ガーディアン「原発サムライ」(その1)ーー英語で視野を広げる

2011年03月22日 | 教養英語
ちょっと思いついてUK ガーディアン紙をみてみると、昨日(2011/03/21) の「下請け労働者」と共通するテーマである。ここでは、福島原発事故と闘う作業員が「原発サムライ」(nuclear-samurai) として紹介されている。The truth about the Fukushima 'nuclear samurai' 

「原発サムライ」なる日本語はたぶん存在しない。Googleで調べてみると、「サムライ」という表現しているのは韓国のメディア (「原発作業員たちに敬意「現代版サムライ」「真の愛国者」)しかなかったりする。いずれにせよ、『「原発サムライ」の実態は?』という問いかけ自体が、ちょっと奇異な印象を与えてしまう。

今回のガーディアン紙のような海外報道は、日本のタブーを明らかにしたものなのか、それともSuzanne Goldenbergなる外国人記者が多少大げさに話をでっち上げてしまったのか。そういえば、前回の下請け発労働者の現状を具体的に厳しく告発したる元記事も、実は日本のメディアではなかった。実はスペインの新聞報道を翻訳したものだった。

日本の主流メディアには同じような記事がきわめて少ない。そういった点も、この海外報道の信憑性を落としているのは否めない。しかし、原発運転には「奴隷的」労働者が必要なのは本当だろうし、クリーンエネルギーに暗部があることもほぼ確かなことだ。だから、こういう記事はぜひとも英語で読んでおきたい。いずれにせよ、我々が英語を学ぶ最大の理由のひとつは、日本語では流れてこない情報を知り、視野を広げるためなのだ。

とりあえずここまででアップロードしておく。(22時40分に修正版)

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2 コメント

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'nuclear samurai' (brendii)
2011-03-23 08:27:41
英語で失礼します。。。
I also read the Guardian article and was curious about the phrase 'nuclear samurai'. I hadn't seen the phrase in the Japanese media so I did a google search for it and was unable to find anything resembling it either. That is how I found this page, incidentally.
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Fukushima 50 (rinkaan)
2011-03-23 18:33:43
brendiさん、コメントありがとうございました。

日本語メディアでは、東電の作業員を英雄視することもあまりないような気がしているのですが、どうでしょうか? ちょっと調べてみただけですが、NYTやBBCの報道で出てきたfUKUSHIMA 50という言葉を言い換えたのが'nuclear samurai'なのではないでしょうか。
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