林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

フィリップス・オーバーヘッド型フォンSHO8800

2010年12月21日 | 文房具と読書
フィリップス社さん提供のヘッドフォンマラソンも今回で最後の第5回となりました。

とうとう、待ち望んでいたオーバーヘッド型です。フィリップス社では、オーバーヘッド型はオニールモデルと呼ばれます。今回、フィリップス社さんから送られてきたのはSHO8800という型です。

よろしかったらフィリップス社さんのHPをみてください。以前よりも格段と分かりやすく見やすくなったと思います。

このヘッドフォンの特徴は、(1)写真のように耳に密着するタイプでありながら、比較的軽くできていること、(2)コード が写真のように接続式(というのでしょうか?)で、かつ曲げて使っていても断線しにくいような方式になっていることでしょう。

さっそく試しに聞いてみました。

最初にオーバーヘッド式を待ち望んでいたと書きましたが、それはPCでオペラを楽しみたかったからです。ヨーロッパ製のDVDというのは残念ながら普通の日本のDVDでは再生できないのですが、PCに頼らざるを得ません。しかし、PCではちゃちなスピーカーしかありませんので、音楽的には辛いのです。実は私はバロック音楽ファンなのでオペラといってもワーグナーとかはあんまり縁がありません。バロックというのは17ー18世紀の、モンテヴェルディからバッハ・ヘンデルまでの時代の音楽です。今回選んだのは、イギリスという作曲家不毛の地のなかで燦然と輝く大天才作曲家ヘンリー・パーセルが作曲した「妖精の女王」です。ドラマはシェークスピア原作です。英語の字幕が欲しいところですが、Nativeには英語の字幕は不要のようなのでありません。しかたないので、フランス語の字幕で我慢して聞きます。(パーセルを最後にイギリスからは天才作曲が途絶える。20世紀になってようやく「威風堂々」のエルガーと「惑星」のホルスト、それからビートルズが生まれるわけですが)。

古楽器趣味の私からするとちょっとモダン演奏色が強すぎるなあと思いましたが、フィリップスのSHO8800で十分楽しめたと思います。これからPCで映画を見るときにも、お世話になることでしょう。


最後に「着け心地」「音質」「総合評価」です。

「着け心地」 ★★★★★
「音質」   ★★★★☆
「総合評価」 ★★★★☆

着け心地ですが、写真でみてもわかるように耳には柔らかいクッションがありますので、かなり良いのではないでしょうか。もちろん頭を締め付けるところがないわけではありませんが、ヘッドフォンでは仕方ないでしょう。

音質は決して悪いわけではありません。しかし、オーバーヘッドフォンであることを考えると、もう少し低音の迫力などに期待するところがないわけではありません。よって★4つさせていただきました。

総合評価というのは、正直に言って値段との兼ね合いで考えております。もし5000円ならば★5つかな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。