アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

気が利く!

2009-11-05 19:31:56 | アスペルガー
今日も、空気が冷たかったですね~。
我が家の暖房器具は、まだこたつだけなので、そろそろファンヒーターも出してこないと、部屋の中が寒いです。(もしかしたら、古い家なので、隙間から寒い空気が入ってきているのかも

そうそう・・・。
昨日のことです。

母はお出かけをして、帰宅が19時近くになってしまいました。
息子はと言うと、昨日は学童を休んで、友達と遊ぶと言っていて。

途中に母の携帯に連絡があって「友達と遊ぶから」と報告をしてくれました

母の友人もその電話を聞いていて、「ひろ君は、きっちりしているね。ちゃんと報告をしてくるなんて偉いね。うちの息子はぜんぜん。」と言っていました。

で、母が帰宅したら。
テーブルの上に、コップが5個ありました。
息子が、遊びに来た子のために、コップを食器棚から出してきて、みんなにジュースを振る舞ったらしいです。

このコップを見て。
なんだか、とっても気が利く!と感じました
それに、優しいというか、みんなに気を使えるところも素敵だと思えました。

アスペルガー症候群の人は、今時の言葉で「KY」とかっていわれるけれど、本当はこんなにも、相手のことを考えているんだよって思います。
考えすぎて、ちょっと???な行動や言葉も出てしまうので、そこのところが、「KY」と思われてしまうのだと思います。

他にも、息子の場合は、中学生の仲良し君とは相手や息子が友人と居る時は学校や外で会った時は、声をかけません。
母にも、声をかけたらダメと言います。

その理由は。
自分と友達と思われたら、仲良し君に悪いから・・・と言います。

なんだか、そんなことはないのですが、息子はそう思っていて、仲良し君にとっても気を使って。

相手のことをこんな感じにですが、考えている息子です。

このようなところは、息子のとっても良い長所だな~って感じています

考えすぎて、生き辛かったり大変なのだとも思います。
言葉で考えすぎるから伝えることが難しくなっているのだとも思います。

そんな息子。

丸ごと、いいなって思っている母です。

本日は、学童にも行かず、友達とも遊ばす、ひとりの時間を過ごしたそうです。
この、ひとりの時間も息子にとっては、ストレスもたまらず、ゆったりと好きなことが出来る貴重な時間なのだと思います

母が帰宅して、「カードバトルやろう!」と言い出したので、二人で真剣バトルしましたよ
結果は1勝1敗のドローでした
母のカードデッキは息子が作ってくれたデッキなので、結局は強いデッキに仕上がっているので

たまには、息子と二人でこんなバトルやゲーム対戦もしている母です