アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

文化祭で

2009-11-01 18:42:10 | アスペルガー
本日も穏やかな晴れ
気温も段々と上昇して

とっても文化祭日和でした

朝、バタバタと早起きしてお弁当を作って(5時台に起きてです)息子をいつもの時間の7時30分に送り出して。(こんなに早く出かけるので5時台なのです)
母もそのあと、自分の支度をしていたら、もう出かける時間になってしまって
あわてて自転車に飛び乗って行きました

最初は体育館で他の学年の音楽発表があったり、代表の子たちが学校の歴史を劇でしたり。
代表の子が「ロックソーラン」を踊ったり

息子は???と思っていても、なかなか見つからず
熱ーい視線を感じたら、息子が母の方を見ていました
やはり、見つかってしまいました~~。
あの体育館の中・・・。
それも、途中から母は行ったのに、息子凄いな

今回もきちんとみんなの中で過ごしていました~。
こんな感じです↓



息子、1人だと大きく見えるのだけれど並んでいると・・・小さいですね。
周りを見回してみても、息子よりも小さかった子たちがみんな息子よりも5㎝以上大きく育っています。
6年生の大きさに母は圧倒されました

この後、各教室に戻って発表でした。
息子は・・・こんな感じでした。



なんか・・・凄いです。
母は、こんな姿の息子を目の前に出来ることが信じられなくて
声は小さいけれども・発表もつかえたりしていたけれども、みんなの前で1人で黒板の前に立って発表が出来るなんて。
感無量でした

自分の住んでいる町の歴史の発表です。
こんな感じに模造紙にも書いていたようです↓。



母は他の子の発表もじっくり聞いて、時間までエンドレスということだったので、2回息子の発表も見てきました
途中、母の横に、息子がちょこんと座ってくれて、他の子の発表も見ていましたよ~。
いつもは家以外では、母にそっけない息子が横に座ってくれて
嬉しかったです。

一通り見学いて、保健室をのぞいたら、養護の先生がいらして。
「いつもありがとうございます。」とあいさつをしてきました。
少しお話をして。
養護の先生が・・・。
文化祭になると、ひろ君の1年生の時のことを思い出しますね~。
パニックになって大変でしたよね。
現在のひろ君は、とっても自分のことを理解してどうしたら穏やかに過ごせるか自分なりに考えて行動しています。
きちんと、会うとあいさつもしてくれるし。
良かったですね。

と言ってくれました

そうそう・・・1年生の時の文化祭。
グループ行動で、他の見学をしていました。
補助の先生(女性)もついて回ってくれていました。
でも・・・突如、パニックになって息子は走って自分の教室に行って教室の中をめちゃめちゃにして、教室に立て篭もって
数人の先生に、息子は抱えられて保健室に
こんなことがあったんです。
原因は。
グループで見学だったので、息子が行きたかったところになかなか行けなくて、時計を見たら、見学時間がなくなったことに気づいてだったのです。
息子からは、自分の行きたいところをグループの子たちに話せない性格だったので、結局パニックになってしまいました。
こんなことで、すぐにパニックを起こしていた息子です。

現在は、とりあえず自分で思ったことを仲間や先生に伝えられるようになったので、こういうことでパニックになることはなくなりました
これも、成長だな~と思えることです

帰りに、同じクラスのこの頃仲良くしてくださっているお母さんにあって立ち話をしてきました。
歴史好きな男の子のお母さん
この男の子も、自宅で息子の話をよくしてくれているそうです。
歴史の話が通じるから楽しいって言ってるそうです。
中学校に通学する時も、一緒に通学したいとも言ってくれているそうです。(比較的お家が近いので)
今までは、こんなに話が通じる友人がいなかったそうです。
マニアックだからね
息子も楽しいって言ってますとお話して。
これからもよろしくお願いしますと話してきました

小学校最後の文化祭。
とっても素敵な文化祭でした

(☆マスクは、新インフルエンザ予防に保護者も児童も全員着用でした。)

午後は、本当は5時間のはずが、やはりインフルエンザ対策のためにお弁当を食べたら下校になって。

そうしたら
6年生、男子が我が家に5人
母は居場所もなくて・・・
部屋は男くさいし
凄かったです~迫力が。(息子が一番中で小さいようでした)
中学生になったら、もっと迫力がと思ったら、母は頭がクラクラしてしまいました~。
でも、みんな息子を自然と理解しているので、息子を呼ぶ時は「ひろ君。ひろ君。」と必ず、名前を呼んで話をしていました。
下の部屋で母は過ごしていたのですが、みんな息子を慕ってくれているようで、とっても嬉しかったです

今日は、息子も母もとっても素敵な1日だったな~って思いました