アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

こだわり始めています

2009-11-18 20:07:41 | アスペルガー
今日は、風がぴゅーぴゅーの寒い1日でしたが、天気は晴れ

息子は「今日晴れ?」と朝、母に質問してきました。
これにはわけがあって。
昨日から、例のマラソン大会のことが気になって気になっていました。
雨が降らなかったら、6年生3クラスで本番のコースを走ってみると先生に言われていたそうです

息子は、やはり「俺、体力ないし・・・。15位以内は無理だわ」と言っていました。
色々な同級生の男子の名前を挙げては「俺より速い」と言う感じで・・・。

そのうち分析もはじめて。
「A君について走れば、そこそこの順位になるかな?でも、ついていけないな~。B君がいいかな~。5年の時、B君は○位だったから。C君は、速すぎて無理だし・・・etc」と言う感じでずっと、ぶつぶつと

今朝は「走るんだな~。誰について行ったらいいのかな?」と相当悩んでいました。

息子の頭の中は、このマラソン大会が終了するまで、このことでいっぱいでいると思います

母は「行ってらっしゃい。最後まで完走出来るだけで凄いことだからね」と言って送り出して。
(まだ、練習の日々が続くのですが

仕事が終わって、帰宅をしたら

またまた、マラソン大会の話が始まって

すっかり、「こだわりモード」突入です。

運動会の時も、徒競争にこだわっていたので。
気長に付き合うしかないな~と思っています。

本日の話は、女子ですごい速い子がいた話(トラック半周以上、2位の子と差があったとびっくりして話してくれて、俺よりも確実に速いとも言っていました。)

1位の子は、毎年1位の野球少年だった話。
息子と仲良しの部長君も速くて5位だったから、部長君についていくことは無理と判断した話。
息子は、宣言通り今回は15位だったとも報告がありました。
狙いは「13位」って、微妙な線を息子は断言していました~
10位は到底無理だしって。

でもね。
この15位は、何も運動していない子たちの中では1番の順位だったと喜びを見つけてきました
息子より前の14人は「野球」か「サッカー」クラブに所属している男子たちとのことです。

今日の走りで、ついていく子も決めてきたそうです。(本日13位だった男子)

目標も無理な目標ではなく的確な目標をきちんと決められて、えらいな~と思えました。

それと、びっくりなこと
息子、6年生男子の全員の順位を覚えてきて母に教えてくれました
(41人)

興味のあること・こだわっていることへの記憶力が凄い
こういうところが、特性のアスペルガー症候群が見事に発揮しているところだと感じました。

来週の木曜日が本番です
母もとりあえず、ちょっと職場を抜けさせてほしいと頼んできたので応援に行ってきます。

母も毎日話を聞かされているので、ドキドキです~