NAO'S BAR

LIVE & SHOTBAR CAROUSELAMBRA
ライブ案内
広島県呉市中通3-4-18 2F

CATCH THE RAINBOW

2008-10-31 11:57:04 | インポート

その昔・・

ワシが小学生のころ・・・テレビでは特撮ヒーローものがたくさん放映されていた。

ウルトラマンシリーズ、仮面ライダーシリーズ、戦隊ゴレンジャーシリーズ、、の柳の下のドジョウをねらって次から次へと特撮ヒーローが登場した・・

シルバー仮面、変身忍者嵐、バロム1、ミラーマン、アイアンキング、怪傑ライオン丸・・・・・etc

どれもチープで、なかなかウルトラマンのような絶対的な永遠のヒーローは創りだせなかった、、、

普段はレンタルDVD屋に行っても洋画邦画のコーナー以外はあまり立ち寄ることがないんだけど、、先日チョロっとアニメや特撮もののコーナーをのぞいてみると・・・けっこうあるんだね、、昔の特撮ヒーローもの、、おおっ「悪魔くん」まであるではないかっっ。

それで、借りたのが「レインボーマン」

インドの山奥で修業をして~ダイバダッタの魂宿し

幼少のころはワシよりワシの弟がレインボーマンが大好きで、よくレインボーマンごっこに付き合わされたものだった。

で、観てみたんだけど

081029_153541 なんて、安っぽいんだぁぁぁ

こんなにひどかったのかぁ、、ガキの頃の思い出はもう少しましな映像だと思っていたのだが・・

081029_155341

題字なんて、、、これだよ、、小学校の学芸会に生徒が書いたほうがまだましだ・・・

敵は「死ね死ね団」・・目的は黄色い豚である日本人の抹殺計画・・・って、今なら完全に放送禁止用語だぞ・・

インドの山奥で修業をして・・・って、小さい頃は本当にインドの山奥の映像だと思っていたが・・どうみても近所の採石場だ・・・。インドの山奥にはススキと松がはえているのかぁ・・

こういう当時の特撮ものはウルトラマンシリーズや仮面ライダーとちがってほとんど再放送されることがなかったんで、小さい頃の印象だけが記憶に残っているわけで、、大人になってから観てみるとそうとうひどい・・・・・それにくらべるとやはり東宝円谷特撮映画はすごいねっっ、、今でもまったく色あせない。まあ昔の「ゴジラ」や「モスラ」「ラドン」なんていうのは子供向けの映画ではなく、れっきとした大人向けの作りこまれた映画だったのだから比べるのもかわいそうだけど。

081029_154330 ダイバ・ダッタ、、、怖いです

アノクタラサンミャクサンボダイ・・です

今日は朝からそわそわ・・

車が家の前に停まるたびに窓からのぞいてしまいます・・・

なぜって、、、ほら、あれが、、


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BLACK EMPIRE

2008-10-29 13:57:55 | インポート

今日は

すごかったライブとヘボかったライブ、、すごかったアルバムとへぼかったアルバムの話。。

大阪城ホール WHITESNAKE & DEF LEPPARD ダブルヘッドライナーTOUR・・

すごかったDEF LEPPARD、、へぼかったWHITESNAKE・・

いや、別にホワイトスネイクのライブがメチャメチャだめだったわけではないのだが。。、、ダブルヘッドライナーで、お互いが同等の扱いのはずなのだが、あきらかにホワイトスネイクは前座の扱い・・・それは使われる照明、電光スクリーンの規模からステージの広さまで、、。

まあ仕方がない・・・日本では同等かあるいはホワイトスネイクのほうが人気があるかもしれないが、ワールドワイドでみたら、今だにアルバムの売れるデフレパードに比べると、ホワイトスネイクはかなり格下だ。  だいたい日本人はディープパープルファミリーというか、ディープパープルに在籍していたメンバーから派生したバンドを過大評価する傾向がある。 世界は決してそんなことはない、あくまで過去にどんなバンドにいたかではなく、今どうかで評価される。 残念ながら今回のツアーにもそれは歴然と表れていた。 なにせホワイトスネイクのステージ・・・ニューアルバムからの曲がメチャメチャつまらないのだ、、盛り上がるのは20年以上も前の曲ばかり、、、 それに比べてニューアルバムも世界的に売れ行き好調なデフレパードは新曲も旧曲もコンスタントに盛り上がるし、なにせミリオンヒットの数が違い過ぎる・・デフレパードは、まさにゴールデンヒットパレード状態。  でもやはり日本には根強いデビカバファンが多いので、ホワイトスネイクのライブもメチャメチャ盛り上がってたんだけどね

それはそうと、LED ZEPPELINがロバートプラント抜きで再結成するという噂があるが、、そんなことがホントに実現したら・・それこそFUCK'IN そんなアホなだ・・

そしてアルバム・・

すごかったANTHEM    へぼかったJOURNEY

Hmv_27623741 ジャーニーのニューアルバム「REVERATION」

新しいヴォーカリストを探していたジャーニーのメンバーがユーチューブを観ていて、フィリピンのジャーニーコピーバンドの映像をみてびっくりたまげて、そくフィリピンに連絡して呼び寄せて採用したということだ。

しかしまあ、、、このフィリピン人、、スティーブ・ペリーそっくりの声、、、ニールショーンのような立派なギタリストでもスティーブペリーの呪縛から抜け出すことはできないのかねぇ・・・そんなにスティーブペリーに似た声が必要なら「全世界スティーブペリーものまねコンテスト」でも開いてヴォーカル探せばいいのに・・二枚組のCDのうち一枚は過去のヒット曲を新しいヴォーカリストで再録音しているのだが・・・・・そっくりすぎだけど、へぼい。。まるで「ルパンⅢ世」の声優を物まねが上手だからというだけで「栗田寛一」がやってるような、、なんともイヤな感じなのだ・・  模倣が真打を越えられるわけもなく、、今年一番のヘボアルバムだった。

Img023 アンセムのニューアルバム「BLACK EMPIRE」

すごすぎです。

一日中聴いてます。聴くたびに表情が変わります。毎回新しい発見がある。こんなすごいアルバム創っちゃっていいのかアンセム・・

順位をつけるのは好きじゃあないけどシェイカーの「QUARTER」と並んで今年のベスト盤だなっっっっ、、こりゃあ

しかし、今年のワシ的ベストアルバムが2枚とも日本のバンドだっちゅうのも、すごいなぁ・・24~5年前の状況だぜっ。


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Bringin' On The Heartbreak

2008-10-27 10:21:32 | インポート

今日は大阪城ホールにWHITESNAKE & DEF LEPPARDを観にいってくるよ。

UDOのサイトに今回の2バンドのセットリストが掲載されてたけど、2バンドとも有名曲が多いんで、すごいセットリストだな・・・新曲とのバランスも絶妙だ

MOTLEY CLUEが一時間ちょっとの短いライブだったのでシケシケだったけど、今日のライブは3時間以上の長丁場だ・・晩飯にありつくのは11時をすぎるのか・・・

ところで、ブログやホームページでセットリストを載せたり、どんな曲をやったかを書いたりすることを「ネタばれ」といって・・嫌う人がたくさんいる。 どんな曲をライブでやるかは 知らないで楽しみにしてワクワクしながらライブを味わいたい、、という人が少なからずいるのだろう・・

それとは真逆で、こまめに情報を入手して、当日のセットリストをある程度予測して、その曲を中心に聴きこんで、イメージトレーニングをしてからライブを味わうというタイプの人も多い。

ワシはだんぜん後者だ。特にベテランミュージシャンを観にいくことが多いので10数枚もアルバムを出しているバンドなんかは聴きこめないので、ライブが終わった後、、あああの曲もっと聴いてからライブでみたかったなぁ~と後悔することがないようにである。

昔は無理だったけど現在はこうしてネットも普及しているので、ほとんどの場合事前にある程度のセットリストは入手可能だ。  まあ、BON JOVIのように当日のリハーサル直前までセットリストが決まらない、毎回セットリストが変わるというバンドは例外だけど・・・だからBON JOVIの場合一度の来日で複数回観たくなるんだよな~~毎回サプライズがあるからさっっ

セットリスト知りたくないやつはネットなんか見なきゃいいのに、、見てから「ネタばれ」になってますよ!とか怒ってコメント入れる奴はまったくウザいウザい。

・・・秋冬のコンサートラッシュで、、今日もケラウスランブラ臨時休業です。。

コンサートバブルで金が財布から逃げていく・・・店休むから収入なし・・やばいやばい


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最後のCAROUSELAMBRA

2008-10-25 14:38:59 | CAROUSELAMBRA

CAROUSELAMBRAの歴史を簡単に紹介するシリーズも今回が最終話。

2007年の3月・・

義母のやってるお店のお客さんで音楽が好きな人がいた。義母がワシの店を紹介してくれて、その人はCAROUSELAMBRAに飲みにきた。 席に座るといろいろ聞いてきた。「この店は誰でも演奏させてくれるの?」「音楽はどんなジャンルでもいいの?」

それに答えると、その人はすぐに携帯を取り出して電話をかけた。

「ライブができるいい店をみつけたからすぐにそこを切り上げてこっちにおいで

そのうちドヤドヤと集団が入ってきた・・・お店のチラシを見ると「ぼくらのやっているサークルとこの店のコンセプトが同じなんです」 名刺を取り出すと熱く語りだした。二枚の名刺には・・呉フォーク村、村長〇〇とひげ助役〇〇と書いてあった・・最初はぜひライブを一度させてほしいという話から、、次第に話は盛り上がり月一の定例ライブを・・・という話になった。

単発のライブというのはこれまでもたくさんあったが、月一の定例の契約というのはワシの店でも初めてのことだった・・

「フォークかぁ~」正直ワシは思った。ワシはアコースティックも大好きだし日本の音楽も大好きなのだが、どうもフォークという響きは学生運動、反戦歌のようなイメージでアレルギーがあった。 しかしどんなジャンルも拒まないというのが店のコンセプト、月一で売り上げが見込めることも魅力だったので引き受けた。

Img356 こうして、月一の呉フォーク村定例ライブが2007年の4月からはじまったわけだ。何度か回を重ねてみると、フォークといっても昔のフォークばかりではなくって、若いやつらもいるしポップスや最近のJ-POPなども演奏するんで、純然たるフォークというライブじゃなかったんでワシ的にはよかった。いつだったか、イムジン河を演奏されたときはさすがのワシもまいったけど・・ メンバー(彼らの用語では村民という)の中にはROCK好きな人もたくさんいたのでうれしかった。ワシも時々セッションに(彼らの用語ではコラボという)参加させてもらったりもした。

彼らのおかげで店に新しい灯がともった

ちょうど同じ時期・・

お店が暇だったのでインターネットで、昔大好きで、自分も目指したJAPANESE HEAVY METALのバンドやメンバーの今の消息や今の活動状況を探して楽しんでいた。

ひょんなことで、このサイトにたどりついた。

http://suemi.sblo.jp/category/528584-1.html

(その時以来ずっとこのサイトは、誰のどういったサイトだかわからなかったのでその時以来みることはなかったのだが、先日SHARAさんのブログで紹介されているサイトを開いてみたらこのサイトだったので、びっくりしたし、うれしかったしみんなにも紹介したいのでこの投稿を書く気になったのだ)

そこには昔からずっと大好きだったEARTHSHAKERのMARCYのインタビューが掲載されていた。

これを読んでワシは打ちのめされた・・まさに真理が語られていた。「志」・・ワシが少し忘れかけていたものの答があった。日々をしっかり生きていないやつには夢がつかめない・・・ハンマーで殴られたような思いだった。涙がボロボロとこぼれてきた。

その日からCAROUSELAMBRAもワシも変わっていった。フォーク村に輸血されMARCYの言葉に心臓マッサージを受けて覚醒した。・・フォーク村の人たちに「奥の部屋がきれいになってる~」とか言われたのがこのころかなっ

自分のこれまでのそしてこれからの「志」に音楽というワードがある人は、ぜひ上記のインタビューを読んでもらいたい。・・・ワシがいつも店で語っている言葉が実は彼からの受け売りだってことがバレちゃいますけどね・・

だけど、そこから頑張って日々を挑戦者のように生きてきて、横浜でバッタリMARCYに再会して、これまた人生の歯車が大きく回りだしたんだから、運命ってすごい。

ちっぽけな店だけど、これからも挑戦者でありつづけるよ。

ひとまずFin・・

コメント (6)
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CAROUSELAMBRA 征服

2008-10-24 16:50:59 | CAROUSELAMBRA

ひさびさに連載歴史物・・・。「続・新・征服・・」と続く映画の正解は「猿の惑星」でした・・ということは、、次は「最後のケラウスランブラ」だけど・・・ケラウスランブラを辞めちゃうわけではありません

悪循環でジレンマを感じながらも、30代後半のワシはお店のことより「まちづくり」「地域開発」「教育問題」「くにづくり」みたいなことに躍起になっていた。

まちづくりのNPO団体をつくったり、教育問題では教科書問題とかにも取り組んでいた。個人的な活動では限界もあるし、やはり議会制民主主義のこの国で、まちづくりをやっていく上での究極の選択は政治家になるということで、あまり話したくない身の上話ではあるが選挙に出たりもした。 当選するわけがない、、なにしろワシは人に頭を下げることが大嫌い子供は嫌い、老人は嫌い、身障者も苦手、、、立候補を決めてからの何年かは、会う人会う人に頭を下げなくてはいけないので苦痛の日々だった・・いくらまちづくりをしたいという志が高くても、政策を立案する能力があっても、人に頭を下げないと票が入らないのが選挙というものだ・・長い髪を切って七三に分けて、皮ジャンからスーツに着替えて、ひとにペコペコして・・そんな自分を偽ったワシが当選するわけがない。

そんな時期CAROUSELAMBRAは、かなり中途半端だった。

女の子ひとりに店番をさせてたり・・友人に代理マスターをたのんでやってもらってた時期もあった。・・・そんなことで、音楽好きROCK好きが集まるLIVE BARが成り立つわけがなかった。 ライブをしたいという客がきてもワシが忙しくって留守なんだから始末に負えない

Pict0437 ストレス発散のためにバンド活動は継続していた。バンドのヴォーカリストも二代目三代目と変わっていった。

二代目ヴォーカリストは呉では有名なヴォーカル講師・・実は同級生、、彼の弟が当時のベーシストだったので、メンバーになってもらったのだが、長くは続かなかった。 家庭の事情やら、、ライブに対する姿勢やら、、まあいろいろあるわいなっ。 彼とのライブは2回くらいしかできなかったが写真はRAINBOWのコピーライブ・・二人ともコスプレでリッチーとジョーリン決めてますなっ。彼とやったEARTHSHAKERのコピーライブはホント楽しかった。。。

選挙後のワシはと言えば・・

厄年とはよくいったもので・・

ああいうのは本当にあると思うわ~~離婚も経験し、一番の親友も死んじゃったし、その頃からCAROUSELAMBRAはワシ一人でやるようになっていたのだが、子育てもあるので店も休みがちになってしまって、ほんとに中途半端な時期だった。

だけど、ひとりでやりだしてからは、いままでとは逆にROCK好きのお客さんには大変楽しい店になったと思う。その頃はお客さんのリクエストでワシもガンガンにギター弾いてあげてた。やまさんとか庄野くんとか、SASAKIくんとか、いわゆるROCKマニアが来てくれ始めたのもこの頃だすみません・・当時はお店休んでばかりいて・・・

Wo3l2310_2バンドも三代目ヴォーカリストになり、今までできなかったPOWER METALも選曲できるようになった。 一番攻撃的なライブを展開するようになった。。PAINKILLERとかやったっけなぁ・・たしか、、今思うと信じられない

その分HEAVY過ぎて、全然受けなかったけど・・・

ワシの店はオープン当初からHEAVY METAL & HARD ROCK専門のBARで、チラシやポスターには「どんなジャンルの音楽でもライブできます」とは書いてあるのだが、やはりイメージというものがつきまとっているのか、ROCK以外のジャンルの方には非常に敷居の高い店だった・・だからお客さんも限られてしまうからいつも暇なんだけどね・・

しかし、そんなワシの店に大変革をもたらす人たちがお店に飲みにきた。

あと一回だけ続きますねっ


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