前にも書いたけど・・
ワシは１０歳の天才演歌少女、、とか小学生の天才ギタリストとか・・・ああいう類のものが大嫌い・・・。日曜の夜にやってる「さんまの・・・」テレビで、農業少年とか、将棋少年とかでてくるが・・本当に嫌い・・・もちろんあのさんまのテレビはかなりの部分が「やらせ」なのは知ってるけど・・。ワイドショーとかに、なんとかという名前の天才演歌少女とかがテレビに出て演歌を歌ってるのを聴くと、怒りを通り越して、吐き気がする・・。 大人にしか歌えない、大人にしかできないことを子供にさせて、それで受けているのを見ると、情けない気分になってしまう。。。いつも言うけど演歌は艶歌とも言い・・それ相応の人生を体現した人でないと歌えないし歌ってはいけないと思う。。生理も来てないようなガキになにが理解できるというのだろう・・・。 前にフォーク村の方が子供連れて来て、親子デュオ観たいな感じで、フォークを歌ってたけど・・ああいうのを「ほのぼのしたいい家族」と、みんなとらえるんだろうけど、、どうもひねくれもののワシは「ああいうのは家でこっそり演ってくれよっ、、子供は小学生唱歌をうたってほしいよ・・」と思ってしまう・・。 あのポニョを歌ってる女の子も嫌い・・・。なんでだろう、、子供嫌いというかマセガキが嫌いなんだな・・。それ以上に、それをさせてるバカ親が嫌いなんだなっっ。。
最近はトヨタのCMが大嫌い、、、すべてのトヨタのCMに子供店長とかいうガキが出るから、マジくそうっとおしい・・・。 ああいうのに好感を感じる人って多いのかね・・、まったくワシには理解不可能である。。
さて、、手塚治虫先生の傑作「MW」が映画化された・・・ということで、なんとか近々時間を作って観に行かねばなるまい。
ご存じのとおりワシは超の前に「キチガイ」がつくほど昔からマンガ好き。
「MW」は最近よくテレビで、手塚作品としては異色の作品という紹介がされている。。まったくナンセンスだ、、手塚=「鉄腕アトム」「ブラックジャック」「ジャングル大帝」しか知らない人は、、たしかに異色だと思うかもしれんが、、手塚先生はたくさんの社会派の名作も残しておられる・・。「MW」はたしかに絶対悪というものを描いた挑戦作だったとは思うけど、決して異色な作品ではない。。「奇子」や「人間昆虫記」のような問題作と並んでいる。 ましてや「MW」は当時のビッグコミックの都合で、中途半端に終わらせざるをえなかったことを、後に手塚先生は大変後悔しておられたのですよっ。 まあしかし、結城役の玉木宏はベスト配役だねっ。ワシ初めて玉木宏見た時、おっ、、こいつ結城みたい・・・って、マジに思ったことが昔あるんだもん、、、その分もう一人の大事な主役、賀来神父役の山田・・完全にミスキャストだねっ、、まだ実際に映画みてないからわからないけど・・・。
写真は・・・
テレビとかで原作本が紹介されるとき、最近発売されている文庫本版が映されるけど、、これは、ワシのマンガ本蔵にある「MW」の一番最初の単行本版・・それも3冊とも初版・・「昭和53年4月」発行・・・いまとなってはかなりの貴重品だよねっ。こういうのたくさんあるんだよっ、ワシん家。
しかし昭和53年といえば、、ワシ１５歳・・・・マセガキ批判してるけど、30年前の時代に、、15歳でこんなマンガ読んでたワシのほうが、、よっぽどマセガキだったか・・・・・
今年も七夕なのにMILKY WAY見れず・・・
