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TOO YOUNG TO DIE

2009-06-15 12:00:03 | インポート

たくさんの方がブログやコメントでこのことについてふれているので、散々迷ったが・・

やはり書かずにはいられない

三沢光晴さんが試合中の事故で亡くなられた・・。

ワシは無類のプロレス好き、、どれくらい好きかっていうのは・・スカパー有料チャンネル「サムライTV」を観るためだけにスカパーと契約している・・と言えばわかる人にはわかるか・・。

小学校、中学校の頃の家庭での遊びと言えば弟とのプロレスごっこ、、高校のときはアントニオ猪木に挑戦するために極真空手を学び、、大学時代は「蔵前国技館」はワシの聖地だった。。

小島聡が三冠王者だったとき、呉でトークショーをやりたいのだが、会場がない・・・という話を聞いて、無料でワシの店を提供してあげたこともある。。

でも、ワシはあまり人とプロレスの話をしない・・、店の常連さんでもワシがこんなにプロレスを愛していると知っている人は少ないのではないだろうか。。

それはやはりプロレスに対して偏見を持っている人が多いために話す気にならない・・というのが本音だ。 プロレス・・というと「あれは八百長だから・・」と簡単に一言で否定される・・・。総合格闘技は真剣勝負でプロレスは八百長だから総合格闘技のほうが上だ・・・という論理だ・・。

プロレスは、結果が決まっているリアルスポーツだ・・。結果が決まっているんならやっぱり八百長じゃねえか・・という人も多いだろうが、、その結果にたどり着くまでの過程で選手はお互いの技を受け合う、、その技の受け合いをすごいものにするために選手は日ごろ普通のプロスポーツ選手の何倍もの訓練をし、筋トレをし試合にのぞむ、、、。この日頃の修練を怠っている選手の試合はファンにはすぐ見透かされてしまうので…、選手は日々過酷なトレーニングを重ねる・・、そのレベルはどのスポーツをも凌駕している。 なんど倒れても立ち上がっていく姿に感動して生きる勇気をもらった人もたくさんいるだろう・・。それをただ八百長だから、、で片付けられるのがいやでいやでたまらないから、、ワシはあまり人とプロレスの話をしない・・・。

プロレスは受けの美学を持つ結果の決まっているリアルスポーツ・・・・その中でも三沢光晴はまぎれもない天才だった。プロレスでの天才、、これは破天荒な天才猪木、ショーマンシップの天才武藤、時代をよむ天才蝶野・・・などいるが、技を受けるというプロレスならではの技術においての天才は三沢をおいてほかにはいない。技を受けると言うのは大変な技術で、受け身とかも上手ではないといけないし、技を受けることによって相手を輝かせなければいけない・・・・。この受身の天才、技を受ける天才の三沢が相手の技を受けて亡くなるとは・・・。

土曜日の夜に悲報を知って・・・日曜の朝は日本テレビ系列で徳光さんが司会をする番組があるので、、なにをさておいてもそれを見ようと目覚ましをセットした。。三沢が社長をしていたノアは放送を打ち切られたとはいえ日テレとの縁が深い、、そして徳光さんはジャイアント馬場時代からのプロレス支援者、、その番組をみるのが一番だと思った・・。 案の定、、取り乱した徳光さん・・特別に団体にお借りしたというその時の衝撃の映像・・・心臓マッサージ、、AED、、最初は演出かと思って三沢コールが起こっていたが、、やがて沈黙に変わり、、ファンの声は悲鳴から絶叫にかわっていく・・とてもつらくて観るにたえない映像だった・・。

心配なのは社長を・・日本のプロレス界の至宝を死に至らしめたバックドロップをかけた斉藤のことだ・・・ふつうの人ならそんなに割り切れるようなことではない・・。斉藤はやんちゃで生意気なキャラクターだが、とてもシャイで心やさしい奴だ、、、彼を責めることだけはあってはいけない。

心から三沢光晴のご冥福をお祈りする。

コメント (2)
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