みんなで苦労をすると

怖くない。自分一人が苦労しているとおもえば果てしなく不満を持つ。
子育てもそう。生活もそう。
周りがみんな貧しければブランドものがなくてもグルメでなくても
平気だ。周りが遊んでいるように見えれば自分も遊びたい。
結婚をして子供を持って、最初はそれで十分幸せなのに身軽な立場が
いつか恋しくなる。
果てしなく起こる虐待はそういうことも多いのではないか。
私が若かったころは子供がいたら母親は滅私的に過ごすのが当たり前。
自分の時間が欲しいなどと言おうものなら冷ややかな目で見られること
間違いなしだった。もちろんストレスはたまるがみんながそんなだから
ある意味救われた。
今は逆にばあちゃんなどが子供の面倒をみてくれたりして母親もそこそこ
自由が得られる（のではないか？違う？？）
そんな自由が得られない母親は必要以上に不満が溜まる。

たとえばアメリカ映画などでよく見るようにベビーシッターを気軽に頼
んで夫婦で出かけられたり自分の趣味を持てたりしたら子育てがもっと
楽しくなるのではないかしら。父親の自覚なく勝手な夫をみると何で
自分だけ！と腹立たしい。そんな悪循環が子供への愛情を曇らせること
がある。

母親の自覚は子育てのなかから生まれる。子供が生まれたとたん自覚する
こともあるだろうけれどそんな人ばかりではない。

みんなでもっと考える必要があるかも・・。