風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

ずっとあなたを愛してる

2010年03月16日 | Weblog
ずっと待ってた。やっと京都にやってきたのでようやく行く。うーん、素晴らしかった。
でこんな映画がしっくりくる私になったんだ(笑)
結末も予想していた通り。じんとあたたかくなった。

ネタバレ。



主人公のクリスティン・スコット・トーマスが素晴らしい。決して若くない女性の凛と
した美しさがなんとも言えない。凛というのはこういうことをいうんだなあ。
姉を思いつつけてきた妹レナと自分の子を手に掛けた姉ジュリエット。15年の刑期を
終え妹のところに身を寄せる。
治ることのない病に苦しむ息子を安楽死させた医者である彼女は自らの罪を罪として
裁判でも真相を語らない。死なせたことに違いはないと。
最後に妹は真相を知る。
姉のこともあって自分の子供を持つことをやめ養子を育てている妹の子供への深い愛情。
姉と妹の変わらぬ愛情。
ジュリエットへの偏見を捨てていくレナの夫やよき友人(あるいは恋人)になるレナの
同僚などジュリエットのようやくの幸せがふくらんでいく。
そして自分の仕事を見つけ独り立ちしていくジュリエット。

イングリッシュ・ペイシェントやホース・ウィスパーの時のクリスティンも美しかったが
ジュリエットの暗いそれでいて毅然とした姿はいっそう美しかった。

私もいよいよアクション卒業か(笑)
コメント
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