ここまであった・・偽装・改ざん

詳細をきいてまさに驚くばかり。
吉兆などとても手の届くものでないのでよそごとだったけれど
あれだけの店があれだけのことをしていたのには驚きあきれる
ばかり。１０年まえからということだが何がきっかけだったのか？

そして偽装というのもひどいが許しがたいのはパート従業員に責任
を押し付けようとしたことだ。偽装だけならまだここまでの嫌悪を
感じなかっただろうが、下の者を犠牲にしようというのが昨今の経
営者の姿勢か・・・。がっかり。

今日の会見では創業者の娘という取締役の佐知子氏が深々と頭を下げ
ていたのが印象的だった。あれだけ深く頭を下げた人を最近見たこと
がなかった・・・実際はどんな人かもちろん知らないけれど７０歳に
なってこのような屈辱的な境遇に陥ってしまわれたことには同情も感
じる。涙ながらの謝罪も本心からに違いないと思う。
それにしても決してもう若くはない母親にあんな辛い思いをさせること
で今後の船場吉兆の再起を少しは願ってしまった・・ま、私には終世
縁がないと思うけれども、ね。