風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

エリ女の翌日

2006年11月13日 | Weblog
カワカミプリンセスの降着が尾を引いているみたいだ。
15年前のマックィーン降着との因縁話や、はてまた本田騎手の引退宣言まで。
(日本の)競馬は馬券が主流のようなので馬券の当たりはずれで大きな事件に
なってしまうようだ。それがなければ馬がよれて走ることなど別に不思議でもなん
でもないといったら素人に過ぎるだろうか。

うーん、実は私も馬連だがカワカミーパンドラを多少買っていてゴールした時には
喜んだ一人だった。たいした額ではないから惜しいといっても知れているが。
できたら降着は免れてほしいとは思ったがマックィーンの降着の先例があるから
やはり降着は仕方がなかったのだろう。いつだったか星野仙一氏が武豊騎手との
対談でそれに触れ「あの件でJRAの公正さがわかった・・・」といっておられたが
それもあると思う。G1の一着馬の降着はあまりに事件だが、必要悪(といっては
変だろうか)かもしれない。
(もっともJRAのやりかたにはすべてに大いに不満をもっている。)

アドマイヤムーンの乗り代わりは議論や憶測を呼んだし、そのかわりにカワカミ
プリンセスという素晴らしいパートナーが現れたと思えば、これも災い転じての一例
だけれど、結果引退の引き金になるとしたらまた因果はめぐっている。
何にしても本田騎手に責任がないとはいえないだろうが、誰でもミスはするし、
ましてや人間でもない相手との共同作業なのだから思い通りに行かなくても仕方
ない。
悪意のないことなのだからあまりに責めるのは酷というもの。騎乗停止中によく
考えるといわれているが、カワカミプリンセスの二冠で最後の花とするもよし、
来年一層の花を咲かせるもよし・・・と思う。
コメント
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