旅は終わり・・・？タイムパラドックス

ジャパンカップの枠順を見ようと思ってJRAのホームページを開いたらショックな記事が！タイムパラドックスの骨折。。。あさってに向けての最終追い切りでのこととか。
８歳だから復帰は難しいかもしれない。
ついこの前久々の勝利をＪＢＣクラシック連覇という形であげたばかり。
まだやれると思わせてくれた矢先だった。中央地方合わせて５０戦、獲得賞金はもうすぐ１０億に届きそうなところまで来ていた。
タイムパラドックスが気になりだしたのは一昨年のJCダートでの勝利。重賞での勝利はあったもののG１勝ちは初めて。
圧倒的一番人気アドマイヤドンを破っての見事な勝利だった。ところが相手は同厩舎の花形ダート王。パラドック君の勝利はあまりありがたくなかった・・・ようだ。
歯切れの悪いコメントに理不尽で納得のいかないものを感じて「せっかく勝ったのに喜んでくれないの？」馬の代わりにいいたかった。
騎手は花形・・それでもだめだったのか。後日競馬雑誌で特集されたパラドックスの様子に思わず笑ってしまった。飼葉の食べ方の汚いこと、などなど。
年齢と逆走して衰えるどころかよくなっているという名前を地でいく彼に興味が沸いた。
スマートさとはかけ離れた馬だったようだ。翌年は地方G１を三勝。ディープインパクトと並んで豊JのG1１０勝に大きく貢献した。

あさってのJCダートではその雄姿をじかに見ようと期待していたのに幻となってしまった・・ものすごく残念。
この先どうするのか、とても気にかかる。
競走馬のあやうさはもろくもはかなくまたそれゆえなおさら心を打つ。