ライン出版編集部

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あらたふと青葉若葉の日の光

2018-05-03 13:40:52 | Weblog
芭蕉が日光で詠んだ句。
神々しい若葉の季節を表現している。
「日の光」は日光とかけているそうだ。


で、今月の埼玉病院のお題はこれ。


そのお題から連想する作品。
書は「涼」。
意味が感じ取れるいい字ですね~。


南画はムラサキツユクサ。
「窓下有清風」とは窓の下には涼しい風が吹いているということ。
出典は白居易の『消暑』という漢詩。
「目の前に要らないものがなければ、窓の下に清らかな風が吹くのを感じることができる。
つまり心の持ちようで暑さも凌ぐことができる」という意味だそう。
心頭滅却すれば火もまた涼し、ってことだね~。


アクリル画は2013年に描いたもの。
当時のお題は「みどりのそよ風」だった。
青葉若葉の日の光からなにも連想できなくて
やむなく古い作品を展示した。
行ったことはないが、
ドイツのフラウエンキームゼーという村の風景。
 

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