福岡で普通に食べられるおきゅうと。
もちろんあちらのスーパーではよく見かける食品だ。
農水省のホームページによれば
「海藻であるエゴノリを干し、煮溶かして小判型に固めた食べ物で、
海に面した福岡県ならではの郷土料理。
また、「おきうど」とも呼ばれ、
アジア・太平洋戦争前までは、毎朝おきゅうとを売り歩く「おきゅうと売り」がいたほど
朝ごはんに欠かせない一品だった。
飢饉の時代、食糧難だった際におきゅうとを食糧とし、
多くの人を飢えから救ったことから「御救人(おきゅうと)」や「救人」と呼ばれたという説、
漁師が海藻から偶然生み出した食べ物というところから
「沖人」や「沖独活」という名称になったという説もある。
食物繊維が豊富で低カロリーなため、ダイエットフードとして最適、
居酒屋など飲食店では酒のつまみとして提供され、通年食すことができる。
福岡市内ではエゴノリを一枚一枚巻いて販売されており、食べる際に切りタレをかけて食べる。
焼き魚をそえると一層美味しくいただける。
「おきゅうと」にかけるタレは、酢醤油、ポン酢のほか、マヨネーズやしょうが醤油など好みの調味料を使う。
一般家庭や給食でも食されている」…
とある。
東京ではあまり見かけないが、
珍しく近所のスーパーで見つけたので購入。
福岡で食べたときにはおそばのように千切りで出された。
だからそれに倣ってポン酢で食べることにしよう。