今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

ハワイが舞台の『ファミリー・ツリー』

2012年05月23日 | 映画&本&音楽&TV
私の大好きなHAWAII。もう25回ぐらい行ったかな。バブルの頃は年に4回ぐらい行ってたもんね。

そのハワイが舞台になっている『ファミリー・ツリー』を観てきました。今日は池袋。
原題はThe Descendants
主人公のマシュー・キングはハワイ王朝の末裔で、先祖から広大な土地を受け継いでいますが、信託の権利があと7年で切れることから売るか売らないかの決断を迫られています。そんな中、妻がスピードボートの事故でこん睡状態に。

17歳と10歳の娘は微妙な違いこそあれ、どちらも難しい年頃。特に姉のアレクサンドラは母親が不倫していたことで母親に対する反感がハンパじゃない。父親であるマシューはまったく家庭を顧みない生活だったため、10歳の娘スコッティにどう接して良いかわからない。妻の不倫さえ知らず愕然とするのです。
こんな家族の再生のお話。

主役のジョージ・クルーニーは今までのスーツ姿から一転、アロハやTシャツの超くだけたスタイル。映画の始めのほうで「ハワイでは大物さえぐうたらに見える」というモノローグがあり、アロハに短パンではそうでしょうとも・・・と納得してしまいます(笑)。

長女アレクサンドラのボーイフレンド、シドがずっと一緒に行動するんですが、始めのうち、こいつが軽薄で低脳なヤツでイライラします。おばあちゃん(マシューの妻エリザベスの母親)は認知症で、こん睡状態にあるエリザベスの見舞いに行こうと言うと「エリザベス女王に会うの?」という感じ。それをシドがバカにして「バカなんじゃねえの?女王だってさ」と言って、おじいちゃんに殴られます。

その後も「年寄りってさ、マジ歩くの遅くね? 早く歩けよって思うんだよね。あとで反省するけどさ」などと言ってマシューを呆れさせます。しかし、話してみなきゃわからないもんで、シドにもいい面はあるのです。

アカデミーでは脚色賞でしたが、ゴールデングローブでは作品賞を取っています。濃いオトコ、ジョージ・クルーニーもこんなパパの役ができるようになったんだな~。

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