今日の女王サマ

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岡田将生2本立て①

2009年09月20日 | 映画&本&音楽&TV
今日、娘が連休を利用して山形から遊びに来ました。到着は夕方だったので出迎えがてら午前中から映画の2本立てです。

飯田橋ギンレイで『ホノカアボーイ』と『重力ピエロ』。両方とも主演は岡田将生(おかだまさき)です。

両作品とも地元では上映がなく機会があれば是非観たいと思っていたので2本立てとは嬉しい。

『ホノカアボーイ』はハワイ島ホノカアで一時的に暮らすレオ(岡田将生)と町の人々(ほとんど日系の老人)との触れ合いを描いたものですが、ビーさん(倍賞千恵子)が作る料理が素晴らしい。


ビーさんの作るマラサダ↑(揚げパン)を見て食べたくなりました。車で移動販売しているものをオアフで買ったことがあります。アツアツでおいしかった~♪

別に感動で盛り上がる映画ではなく、むしろ淡々としているのですが、私はツボにはまり映画の途中からずーっと涙がにじみ続けて仕方ありませんでした。

この映画は人生の終末を迎えたビーさんの最後の恋のお話でもあるのです。若いレオはビーさんが作ってくれる料理を当然のように食し、時には無視(悪気は全然ない)するのだが、ビーさんが自分に恋してるとは露ほども思わない。まぁレオから見たらビーさんはオバアチャン。普通だったら想像もできないでしょうから。

歳をとっても恋をする柔らかい心を持ったビーさんは素晴らしい女性です。映画の中のコイチさん(喜味こいし)が言う「歳をとったからって、やっちゃいけないことなんてないんだぜ」に共感。しみじみとしたいい映画でした。


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