お天気のいい金曜日。ランチを“ちゃんこ”でということで待ち合わせて両国へ。
私のほうが早く着くので、回向院(えこういん)まで足を延ばしてしばらくの間、境内を見学しました
宮部みゆきの小説に「回向院の茂七」シリーズがあるのですが、私が時代小説にハマったのもここら辺あたりから始まったのかも。
回向院は江戸の「振袖火事」(明暦の大火)で亡くなった10万人以上の中で、特に身元の分からない無縁の人に祈りを捧げるために建てられたのが始まりだそうです。
境内に足を踏み入れてすぐ、左側に大きな「力塚」が見えます。
相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊の為に建立したものですが、その後も新弟子たちが力を授かるよう祈願する碑となっているようです。
さらに本堂を左に折れて、少し奥へ進むと「鼠小僧次郎吉のお墓」があります。
←正面。
←ちょっと近寄ったところ。手前の白い墓石は削ったあとがたくさん。次郎吉が長年捕まらなかったことから、強運にあやかろうと墓石を削ってお守りにする人が昔から多く、今では受験生に人気とか。
回向院の近くには吉良上野介の屋敷跡があります。鼠小僧次郎吉のお墓をあとにして、回向院の裏口から通りへ出ました。
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