1992年にハワイの映画館でポスターを見た時、すごく気になった映画です。真っ黒いバックに、赤い目と真っ赤な口紅をつけた女性の顔だけのポスター。
翌93年に日本で公開されたときに観たんですが、意外な掘り出し物という感じでした。監督はジョン・ランディス。シリアスな映画はほとんど撮っていません。私も当時は吸血鬼の映画というぐらいしか予備知識はなかったのですが、「ニキータ」のアンヌ・パリローがその吸血鬼の役です。
吸血鬼のマリーはもう6日間何も食べてない。空腹だけどグルメだから誰の血でもいいというわけにはいかない。
街ではマフィアの抗争で毎日のように死人が出ている。「そうだ!今夜はイタリアンにしよう」。
最初に会った男は自分好みだったけど、なぜか選ばなかった。次にマフィアの幹部を誘い、ひと気のないところで首筋にかぶりつく。あ~おいしかった。生き返っちゃ困るから、と銃で噛み付いた所を撃ってとどめをさします。これで自分の歯型も消せました。
次に狙ったのはマフィアのボスであるサル。サルに噛み付いた時、抵抗されて手下に騒がれ、とどめをさす前に逃げなくてはいけない破目になります。サルは検死室へ運ばれますが、ここで生き返ってしまう。この場面の検死官はフランク・オズ。この人も監督で、やはりシリアスなものはほとんど撮っていません。
生き返ったサルに警官が「検死室に戻れ」と言うのも笑えますが、テレビのホラー映画を観ている警備員が血だらけで逃げるサルに気付かないシーンもおかしかった。この映画で出演者が見ているテレビがすべてホラー映画というのも面白い。
サルは不死身の身体と常人の何倍ものパワーを手に入れたことに気付き、自分の手下たちにもどんどんこのパワーを広めます。つまり噛みまくります。
マリーは最初に見逃した自分好みの男が、実は潜入捜査をしている刑事だったことを知り、サルを殺すために協力することにします。そして二人は恋に落ちてしまうのです・・・。
ほかにカメオ出演でゾンビ映画やスパイダーマンの監督で有名なサム・ライミがちょこっと顔を出しています。
今回はアマゾンで990円という安価版だったので買ってみました。笑えるホラーとしてオススメ。
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だから同じ映画で盛り上がりたい~!というのはいつもあります。
会社の同僚ならすぐ貸せるけどね。
ケンタッキー・フライドムービーにブルース・ブラザース、アニマルハウス、
さらにはサボテンブラザースと、
僕好みの監督ですからね~♪
女王、貸してください&一緒に見たいです!