
(↑ NHKのHPよりお借りしました)
夫が、「もう〜」とわたしの顔を見て言う。
そりゃそうでしょ。
振り向けば妻がテレビを見て、
ビービー泣いてるんですから。
夫が「お前が喜びそうなものがNHKでやるよ〜」と
テレビをつけてくれました。
「何?何?」と聞くと、
「ゴジラ!」
「へぇ!」
よく聞くと、山崎貴さんたちのプロジェクトに迫る
ドキュメンタリーらしい。
もう、席について正座して(大袈裟?)見ました。
中島みゆきさんの『地上の星』が流れた時点で、
感極まったわたし。
ずっと瞳は濡れたまま・・・(笑)。
映画を作るにあたって
陰で山崎さんを支えたブレーン、
映画エグゼクティブプロデューサーの
阿部秀司さんの存在や
どの方も素晴らしい山崎組の面々の中で、
若い二人の技術者に光が当てられて、
このドキュメンタリーが進んでいったのは
とても良かったです。
プロデューサー阿部さん無くして山崎さんはなかった。
その阿部さん、
『ゴジラ-1.0』の出来上がりはご覧になれたようですが、
アカデミー賞の3ヶ月前にがんで亡くなられました。
山崎さんは
誰よりも彼にこの賞を見せたかったことでしょう。
さらに、若い二人。
実際にネットで自分の動画をアップしていた二人が
山崎さんに見込まれ、声をかけられ、
山崎組に合流。
一人の方は、東日本大震災の津波で親を失い、
祖父母と共に生活しておられた方。
なかなか学校にも馴染めず
PCでの映像作成にのめり込んでいたところでの
山崎監督との出会い。
山崎組では「植木職人」と言われているそうな。
特に
神木隆之介さんが着陸する架空の島の作成に尽力された人。
彼に任せると、
見る間に木が生えてくるんですって(笑)。
もう一人の方は、
あの海の波を作った方。
スピルバーグも舌を巻いたというVFX技術です。
彼、
アカデミー賞授賞式でも前に出ておられましたね。
天才は天才を見つけるんですね〜。
肩書きなどは全く必要なしの、
実力の世界。
一本釣り!
見出された二人は、
もともと自分の楽しみでやっていたことが
認められ山崎組へと導かれて、
まさに水を得た魚。
あれよあれよとアカデミー賞へと
行っちゃったわけだから、
すごい話ですよね。
ちょうどそんな息子と同年代の二人を見ていて、
頑張れ〜〜とエールを送りたくなる。
こんな風に
若い人たちも自分の持っているもので
思い切って勝負できる
そんな社会であってほしいです。
東京で活躍をしている孫を
涙ながらに見守る祖父母の姿にまたこちらも涙。
研究でもものづくりでも何でもですけど、
レベルの高いスタッフが集まり、
そこでさらに刺激を受け合って、
一つのものを仕上げていく、
作り上げていく、
目指すところが高ければ高いほど、
過酷な作業になっていくでしょうが、
若い人の柔軟な発想と
ベテランの経験値と、
それらの才能がうまく結晶した時、
想定以上の素晴らしいものが出来上がるのでしょう。
最初にも書きましたが、
山崎監督だけにスポットが当たってるのではなくて、
むしろ周囲の方々、普段は表に出てこない人たちに
スポットが当てられているところが
何より良かったです。
どうも『ゴジラ』の次のプロジェクトが
動き出しているようです。
一ゴジラファンとして、
ゴジラの進化を見続けたい、
そう思います。
再放送は、2月8日(土) 午前8:15〜午前9:00です。
ゴジラが好きでも嫌いでも、
泣けますよ〜〜。
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でも、今回のシリーズは、全部「予約録画」をして、観ております。(^.^)
最新回の「シン・ゴジラ」の話、興味深かったですね。まんじゅう顔さんが書かれている通り、「山崎監督」が、映画作りで活躍出来るようになったのは、その「阿部さん」の存在と、その方の「行動力」とか「アドバイスの仕方」とか、色々「感心」することが多かったです。
そして、その「若者たち」が、「活躍出来る場所」が出来たこと、それらのエピソードも、感動モノでした。
「スピルバーグ」氏が、「3回観た」話とか、面白かったですね。^_−☆
山崎監督の『プロジェクトX』、山崎監督と阿部プロデューサーの絆にもグッと来ましたが、引きこもりだった佐藤くんの成長と、おばあちゃんのあの涙で、もう泣けて泣けて…。
『ゴジラ−1』の続編、山崎監督と白組の皆さんにはまた傑作を作って欲しいですね(全世界からとんでもなく期待されているから、それはそれは大変そう)。
すごいですね。録画して全部??
わたしは初めて見たのですが、次が姫路城なので、また続けて見そうです(笑)。
こちらは「ゴジラ-1,0」ですが、こういう映画の背景を知ると、ますますその映画に興味を持ちますね。
ほんと、憧れの、そして手の届かない人と思っていたスピルバーグにそう言われたら、もうそれだけで舞い上がりそうですよね〜。
2回劇場でご覧になった?わたしもそうです!
何度も見たくなりますよね??
泣けますよね、あの構成。特におばあちゃんのあの涙は、たまりませんでした。
ほんと、おっしゃるように是非是非さらに素晴らしいものを作っていただきたいです。わたしも心から応援しております〜。
浜辺美波さんの体に入ったゴジラ細胞から、話は続くのでしょうか??さてさて???
今回の若い二人はパソコンの申し子のような方たちですね
草にしても水や波にしてもどやったらこんなことができるの~?
どんな仕組みになっているのか私にはちんぷんかんぷんですがお二人ともこうして自分の居場所を見つけ、その才能を充分に発揮して素晴らしい賞に結びついたことがうれしいですよね
面倒を見てこられたおばあ様の喜びもひしひしと伝わってきました
なんだかんだと批判の多いNHKですが
作られる番組を見ていると、受信料を払うのに疑問は感じません(笑)(ただ選択制にすればいいとは思いますが・・・)
「プロジェクトX」の話ですが、今回のシリーズは、「過去作品の再放送」バージョンも多数放送されてまして、「ホテルニュージャパンの火事」の原因にまつわる話や、命懸けで活躍された消防士さんの存在とかも、私は、それを見て、初めて知った次第です。(・・;)
数年前の、「コロナが流行ったばかりの頃」の「豪華客船」にまつわる話とかも、そこで尽力された皆さまの様子を、初めて知ることが出来ました。
毎回、とても勉強になるので、お勧めの番組ですヨ。(*´∀`)♪
リアルタイムというのは、素晴らしい〜〜。
わたしも仕組みはちんぷんかんぷん。でも、それぞれの才能がその場で開花していることには感動しますよね〜。
いやいや、NHKの番組作り、素晴らしいと思いますよ。わたしはあんまり見ることがないので、もったいないことしてると思いました。
受信料、わたしは払います、払います!
確かにニュージャパンのも見たことがあります。
なんやかんやしつつ、「プロジェクトX」については見てるかもしれません。
NHKの番組、こちらの方は見てないようで、見るべきものは見てるんだなと思いましたよ。
はい、次回は姫路城。絶対見ます。これからは常連になるかも〜。