手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

新聞が持っているもの

2022-01-18 | 手帳・雑感
(↑「お年玉年賀状の番号、ご覧になりました??〜。わたしは3等が3枚でした)



この年末年始のお休みで、

我が家の懸案の一つになったのが「新聞をとり続けるか否か」ということ。

最近は、まーさんも読まなくなってしまってるし、

わたしたち夫婦もニュースはネットで読んでることが多く、

新聞が届いても結局開くことなく終わる日もないとはいえない。


4000円以上毎月払ってるということで、

「一応」ミニマリストを目指している夫の仕分け対象となり、

夫が「どうしようか?」と相談してきました

その時は、

「全く家になかったら困る」という返事しかできませんでしたが・・・。

新聞紙は、

ゴミをまとめたり、

小さなゴミ箱を作ったり、

野菜を包んだり、いろんな用途になる。

けれど、元々の「読む」はどうか??


はい、読んでません・・・。

本来の目的以外で取り続け、

それも月に数千円を払い続けるというのは、

馬鹿みたいだというのが我が家全員の意見。

そういう目的なら時々コンビニで買ってくれば済むのではと言われちゃいました



さてどうする??


ところが年明けのこの日ケアマネが来られるということで、

テーブルの上のものを一掃し、何も置かない状態にしたところに、

夫が「お年玉つき年賀はがきの当選番号の記事を切ったよ」と言って、

新聞をテーブルにポンと置いていきました

そこで、

久しぶりに広いテーブルの上で思いきり新聞を開いて、

上から俯瞰したら・・・・。

これはネットでは感じられない視野で記事が目の前に迫るではありませんか・・・


昔からそうだったなあ、

全部を最初から読むのではなくて、

ページごとに俯瞰して、面白そうなものをつまみ読みするのがわたしだったな。

でも、そういう邪道な読み方でも、

面白い情報は目に飛び込んでくるもので、

新聞を開いて良かったと思うことが多かったなあ。


今回もいくつかの収穫がありました


「海を越えて文通45年」というタイトルで、

朝日新聞1月17日朝刊の「ひととき」に掲載された記事。




ほぼ同年代の方で、

やはりわたしと同じように海外文通を中学の頃はじめ、

今まで続けておられるという記事。

相手がイギリス人だということ(わたしは相手はドイツ人ですから)や、

いくつかの点を除いて、まさにわたしと全てがリンクする内容で(わたしのこれまでのブログを読んでくださってる方は、きっと納得してくださると思います)

思わず切り取ってしまいました(笑)。

(ちなみにこの記事は、残しておきたいから「主婦日記」の後ろの方に貼っちゃいます。)


特に、文通相手に対する思いなどは全く同感で、

まさに自分が書いたかのよう。

わたしの思いを代弁してくださってるように感じました。


この方、

以前、新聞の「ひととき」欄で「文通60周年」という記事を読まれたのがこの記事を書くきっかけだったと書かれていて、

上には上があるものだと同じく頭の下がる思いがしたわたし。

当時、

「海外文通」がいかに流行っていたかを感じられる記事の連鎖だと思いました。


その部分を皮切りに、

感慨深い思いで、またパラパラめくっていると、

1980年1月17日の天声人語やその時の新聞記事などが特集されているのに気づき、

また立ち止まることに。




1980年というのは、4月に大学入学をした年で、

そのころはまだ高校三年生。

前の年から始まった共通一次試験を母校で受け終わり、

自己採点をしてた頃かな(嫌な思い出!受験は嫌い!)

あの頃の気持ちがどっと思い出されてきたと思ったら、

新聞最初のページの「天声人語」では、

阪神淡路大震災の内容で、被災者の一人であった自分が重なり、

また当時を思い出す・・・・。




当時の兵庫県知事の貝原さんの回顧文が出てましたけど、

今読むと、その気持ちわかるなあとしんみり。


その日は、いつの間にか30分ほど新聞に向き合っていました。



新聞って、

広いところで思い切り開いて、俯瞰しながら読み進めると、

その持ち味が思いきり発揮できるものなんだなと再認識。


かつて、

田舎家の、

何も置いてない広い8畳間の真ん中で、

亡き父が朝方、畳の上に新聞を開いて、

読んでいた姿が目に浮かびました。


「新聞、もう少しやめないで続けていこうよ」

「わたしが読むからさ」と夫に言ってみよう、

そう思った朝でした。



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12 コメント

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Unknown (ポテト姫)
2022-01-18 05:25:16
 へ〜〜! 海外文通に関して、「上には上」の方が、いらっしゃるモノなんですね。(・・;) でも、そういう事実のお話を聞くと、なんかこう「ほっこり」しますね。(^.^)
 最近は、私より10歳下くらいの方とか、「新聞は読まないので、取ってません!」と言う方もいるし、全体的に「減って」来てるんでしょうね。(*´-`)
 実は、ウチの夫も、昔から「読まない」ので、「新聞を取らなくてもよいのでは?」と言われ、私が断固、阻止しました。(๑˃̵ᴗ˂̵) なぜなら、私の「愛読書」だから。(^^; 毎朝、一通り「隅から隅まで」読むことが、日課となってます。
 でも、「気になる記事」以外は、「見出しだけ」見る程度ですけどね。(^.^) やはり「ネット記事」だけでは「得られない」モノがあると思ってます。
 ウチは「読売」なので、私のお気に入りコーナーは「コボちゃん」(4コマ漫画)、番組表、芸能欄、「人生案内」、地域版(特に「お悔やみ」欄)、時々載ってる「磯田道史先生の歴史コラム」、30回ほど連続で書かれる、ある方の特集記事シリーズ、などですね。(^-^)
 あと、まんじゅう顔さんが書かれている通り、その後の「紙として」の使い道も有効です。
 試しに一度、新聞の種類を変えてみては?^_−☆
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Unknown (sweetpotato66)
2022-01-18 07:47:58
夫はニュースをスマホで好きな場所をかいつまんで見てるし、子供たちもちっとも読まないしで、1年くらい購読しない時がありました。私はどーんと広げてページをめくりながら、タイトルだけで記事を拾って読んだり、読者コーナーや、シリーズ物を読んだりが好きで、朝刊だけ購読しています。
番組表を見て感じたのですが、テレビ画面で見る表とは目の入り方が全く違います。広げて読んだり、切り抜きしたり、画面保存するのとは違う楽しみかたがありますね。読まずに放置することもありますが、ゴミ袋作成の時に読んだり、過去のニュースでも楽しんでます。ほとんど私しか読んでませんが、もう少し続けようかなと思ってます。
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Unknown (もも)
2022-01-18 09:05:18
こんにちは。
俯瞰的に、そのとおりだなぁと思いました。

我が家は朝刊夕刊共に購読しています。
(紙媒体のみ、電子購読はセットにしていません。)
ネットは情報を選択していますが、新聞は求めていない情報が視覚的に入ってくる点が好きです。毎朝届くのもありがたいのですが、購読者減少でこの新聞システムがある日なくなってしまうかもしれない、とも思っています。

一定期間購読をお休みしてコンビニ購入してしてみる、手に取る新聞を変えてみる、というのも、面白いと思いますよ。
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Unknown (まんじゅう顔)
2022-01-18 17:46:43
ポテト姫さん、本当ですよね。上には上がいる!60thにはびっくりです。
そうそう、まわりを見ても、新聞を取らないおうちが増えました。学校で子供たちにも「家から新聞持ってきて」と気軽に言えなくなってるみたいです。ポテト姫さんは新聞をよく読んでおられるとのこと、頭が下がります。色々なことに興味をお持ちで深く掘り下げようとされるのは、日々のそういう知識の積み重ねがあるからでしょうね。
新聞を変える??そういう選択肢もありますね。実は何年か前には複数紙、読み比べた時期があります。でも結局子供の頃から慣れたところに戻ってきてしまってね・・・・。
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Unknown (まんじゅう顔)
2022-01-18 17:52:32
sweetpotatoさんも同じようにお感じなのですね〜。新聞紙ならではの感覚ってありますし、手帳とか紙とかが好きな方なら、新聞は外せないと思われるのではと想像してます。
我が家も主人は、スマホ派です。電子購読をしているので、新聞を開かなくなりました。わたしが新聞を取り続けてほしいと頼みましたら、自分の電子購読をやめようかと考え始めたようです。さてさてどうなることやら・・・。でも、わたしが読まないままにしてると、さっと新聞の方を止められてしまいそうで・・・。わたしの購読意欲にかかってるかな・・・・。
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Unknown (まんじゅう顔)
2022-01-18 18:02:05
ももさんも、同じようにお感じなのですね〜。ももさんちは、夕刊もとっておられるのですね?わたし、セットでとってた時は、実は夕刊の方をよく読んでました。当時、夕刊の方には演劇などに無料でご招待というコーナーがあって、よく葉書を書いてました。数回当たって、結構大きなミュージカルや伝統芸能の公演に小学生の息子を連れて行ったことがありました(これが息子の今の仕事に結びついています)。こういうコーナーだけでも見たくて、夕刊は取り続けたかったけど、かつての我が家の仕分けでボツになり、ここ数年は朝刊のみになってました。ふっと「夕刊だけ」という選択肢があるのかな、あるんだったらそれもアリかなって思っちゃいました(笑)。
おっしゃるように、一旦やめてみるというのもありですね。そしてその際、ポテト姫さんにもアドバイスいただいたように、コンビニでは他の新聞を手に取ってみるというのもいいですね。
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Unknown (peace-child_26)
2022-01-18 21:16:27
同じです
毎月4000円あまりのお支払いはなかなかしんどうですが、でもやはり新聞のない生活は考えられないです
政治や経済面には全く興味がありませんが、本、料理、家事
そんないろいろなことを新聞を通じて知ることも多いです
ひとときもそうですし、天声人語、声などいろんな世代のいろいろな方の考えを知ることができます
目で文字を追うことで頭に入ることも多々あります
もったいないかな~と思いながら多分ずっととり続けるのだろうと思っています
明るい日差しの中でゆっくりひとり新聞を読む
それも最上のリラックスタイムのひとつです
以前夕刊だけやめようかと言う話になったのですが、夕刊だけやめてもお値段さほど変わらなかったのでどちらもとっています。
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Unknown (まんじゅう顔)
2022-01-18 22:02:23
かずちゃんは毎日きちんと新聞に目を通されてるんですね〜。それが最上のリラックスタイムだと感じられるというのは、かなり羨ましいです。
わたし的にはかなりゆっくりしてないと、なかなか新聞をじっくり見ることがないものですから。でも、別に人より忙しくしているわけではないので、こういうのが「心の余裕」と言えるのでしょうね。
新聞って、自分の興味からは離れた内容でも、ときに目に飛び込んできて、そこで今までと違った興味を喚起されることもあるので、知的にも刺激を受けますね。少し大事に読んでみたいと思います。
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Unknown (もも)
2022-01-19 03:32:28
こんにちは。
夕刊、私も好きです!まんじゅう顔さまは活用されていらしたのですね〜。息子さんのお仕事につながる幼少期のご経験は実は心に留めていたのですが、夕刊とも関連していたとは!!

新聞は家族がたくさんだとコスパが良いですが、読む人数が少なくなると考えますよね。私は一人暮らしのときに、毎日配達の購読をしたり、購読をやめて駅やコンビニ買いをしたり、読まなかったり、図書館で1か月分ダイジェスト版でまとめて読んだり、色々でした。

昨日は新聞について改めて考えるきっかけとなりまして、購読中のものとは別の2社の新聞をコンビニで購入してみましたよ〜。
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Unknown (ポテト姫)
2022-01-19 12:19:25
 そうか、新聞には「夕刊」もあったんだ! (^^; 私は、未だかつて「夕刊」を「見たことない」ので、すっかり存在を忘れてました。(๑˃̵ᴗ˂̵) 私の身近に「夕刊」を取っているお宅は、無かったですね。
 ところで、私の父が「家畜商」をしていた関係で、私の幼少期に、ウチで取っていたのは「日本経済新聞」でした。(・・;) その新聞は、子ども心に、「ちっとも面白くない」と感じていたので、やがて父親が、商売を卒業してから、新聞も「読売」になったので、新聞を読むのが、楽しくなりました。(^.^)
 話は変わって、今年の「お年玉付き年賀ハガキ」の当選番号を、新聞で見落としていたので、まんじゅう顔さんの写真を、使わせていただきました。(^-^)v 「切手シート」が、一枚だけ当たってました。
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