ここしばらく聴きまくっているのが、
ALCATRAZZのジミー・ウォルドーとゲイリー・シェアが在籍していたバンド、
NEW ENGLANDの2ndアルバム『EXPLORER SUITE』。
名バラード「Hope」をはじめアルバム全編にわたって甘美なメロディの嵐ですが、
特に気に入っているのが感動のタイトル曲「Explorer Suite」です。
小さな子供がベランダに立って星空を見上げている、美しいジャケットに目を惹かれます。
彼は毎晩遠い星を見上げながら、
遠い宇宙を旅する探検家である父親に想いを馳せています。
しかしその父はあまりに遠くまで行ってしまい(何か事故があったらしい)、
もう二度と、彼らの待つ家に戻ることはないのですが・・・。
多彩で優美なキーボードと、QUEENを彷彿とさせる美しいコーラスによって
そんな父と子の切ない別れをリリカルに表現しきったサウンドは、見事としか言いようがないです。
ありきたりなバラードではなく、
スぺーシーでドラマティックなプログレ・ハードに仕上げたところも良いですね。
悲しげなメロトロンに導かれて始まる、
天を駆け上るようなキーボード・ソロには本当に泣けてきます。
哀しい調べに乗せて悲劇的なストーリーを語るこの曲ですが、
最後はどこか希望を感じさせるメロディでエンディングを迎えます。
もしかしたら彼はいつか、お父さんを助けることができるのかも・・・と思わせながら。
『探検家組曲』 意訳 by reiG
毎晩ぼくは空を見上げる
星達は変わらずそこに輝いているけれど
父さんの姿はもうそこには見えない
父さん、今はもう別のところにいるの?
土星の辺りを最後に
父さんからの通信は届いていない
あまりに遠く離れてしまって
いったい、それが届く日は来るのかな?
父さんが出かけてからずいぶん経って
うちの絨毯はぼろぼろになっちゃったよ
でもぼくらはまだ諦めてなんかいない
ぼくのメッセージが届いていればいいんだけど
今、どこにいるの?
なぜ、探検を続けるの?
「もし私の声がおまえに届くなら
もし私の姿がおまえに見えたなら
でも私は、ただ流され続けている」
知ってる?
父さんは素晴らしい栄光を手に入れたんだよ
「私はあまりに遠くへ来てしまった
もう戻ることもかなわない
本当に寂しいよ
でも私は、ただ流され続けている」
父さんは宇宙を駆ける英雄
ぼくらはとても誇りに思っているよ
だけどやはり
父さんがここにいてくれたらとも思う
母さんは混乱してしまっているし
父さんのことが心配でいつも泣いている
悲劇のヒロインみたいに
いったいいつ、父さんは帰って来るんだろう?
父さんの心は今も変わっちゃいないよね?
でもそれは真空の宇宙の中
まるでそこから出られないように思える
そこから出られないように思えるんだ
父さんがぼくらを愛してることはわかってるよ
でも一旦出て行ったら夢中になっちゃうんだよね
だから帰ってこられない
帰ってこられないんだ
そう、ぼくらの心は寂しさで空っぽみたい
だけど 絶対に希望を捨てはしない
絶対に絶対に 父さんを行かせたままにはしない
今、どこにいるの?
なぜ、探検を続けるの?
「もし私の声がおまえに届くなら
もし私の姿がおまえに見えたなら
でも私は、ただ流され続けている」
知ってる?
父さんは素晴らしい栄光を手に入れたんだよ
「私はあまりに遠くへ来てしまった
もう戻ることもかなわない
本当に寂しいよ
私は、流されてしまったから」
そう、ぼくらの心は寂しさで空っぽみたい
だけど 絶対に希望を捨てはしない
絶対に絶対に 父さんを行かせたままにはしない
ALCATRAZZのジミー・ウォルドーとゲイリー・シェアが在籍していたバンド、
NEW ENGLANDの2ndアルバム『EXPLORER SUITE』。
名バラード「Hope」をはじめアルバム全編にわたって甘美なメロディの嵐ですが、
特に気に入っているのが感動のタイトル曲「Explorer Suite」です。
小さな子供がベランダに立って星空を見上げている、美しいジャケットに目を惹かれます。
彼は毎晩遠い星を見上げながら、
遠い宇宙を旅する探検家である父親に想いを馳せています。
しかしその父はあまりに遠くまで行ってしまい(何か事故があったらしい)、
もう二度と、彼らの待つ家に戻ることはないのですが・・・。
多彩で優美なキーボードと、QUEENを彷彿とさせる美しいコーラスによって
そんな父と子の切ない別れをリリカルに表現しきったサウンドは、見事としか言いようがないです。
ありきたりなバラードではなく、
スぺーシーでドラマティックなプログレ・ハードに仕上げたところも良いですね。
悲しげなメロトロンに導かれて始まる、
天を駆け上るようなキーボード・ソロには本当に泣けてきます。
哀しい調べに乗せて悲劇的なストーリーを語るこの曲ですが、
最後はどこか希望を感じさせるメロディでエンディングを迎えます。
もしかしたら彼はいつか、お父さんを助けることができるのかも・・・と思わせながら。
『探検家組曲』 意訳 by reiG
毎晩ぼくは空を見上げる
星達は変わらずそこに輝いているけれど
父さんの姿はもうそこには見えない
父さん、今はもう別のところにいるの?
土星の辺りを最後に
父さんからの通信は届いていない
あまりに遠く離れてしまって
いったい、それが届く日は来るのかな?
父さんが出かけてからずいぶん経って
うちの絨毯はぼろぼろになっちゃったよ
でもぼくらはまだ諦めてなんかいない
ぼくのメッセージが届いていればいいんだけど
今、どこにいるの?
なぜ、探検を続けるの?
「もし私の声がおまえに届くなら
もし私の姿がおまえに見えたなら
でも私は、ただ流され続けている」
知ってる?
父さんは素晴らしい栄光を手に入れたんだよ
「私はあまりに遠くへ来てしまった
もう戻ることもかなわない
本当に寂しいよ
でも私は、ただ流され続けている」
父さんは宇宙を駆ける英雄
ぼくらはとても誇りに思っているよ
だけどやはり
父さんがここにいてくれたらとも思う
母さんは混乱してしまっているし
父さんのことが心配でいつも泣いている
悲劇のヒロインみたいに
いったいいつ、父さんは帰って来るんだろう?
父さんの心は今も変わっちゃいないよね?
でもそれは真空の宇宙の中
まるでそこから出られないように思える
そこから出られないように思えるんだ
父さんがぼくらを愛してることはわかってるよ
でも一旦出て行ったら夢中になっちゃうんだよね
だから帰ってこられない
帰ってこられないんだ
そう、ぼくらの心は寂しさで空っぽみたい
だけど 絶対に希望を捨てはしない
絶対に絶対に 父さんを行かせたままにはしない
今、どこにいるの?
なぜ、探検を続けるの?
「もし私の声がおまえに届くなら
もし私の姿がおまえに見えたなら
でも私は、ただ流され続けている」
知ってる?
父さんは素晴らしい栄光を手に入れたんだよ
「私はあまりに遠くへ来てしまった
もう戻ることもかなわない
本当に寂しいよ
私は、流されてしまったから」
そう、ぼくらの心は寂しさで空っぽみたい
だけど 絶対に希望を捨てはしない
絶対に絶対に 父さんを行かせたままにはしない
1stを聴いてから、このアルバムの再盤が出るのを
心待ちにしていた記憶があります。
待った甲斐がありました。
やはりあきとさんも聴かれてましたか。
本当にこのアルバムは名盤ですよね。
実は僕、名曲の名高い「Hope」をオムニバス盤で持っていたので、
まあ買わなくてもいいかと思って、最近までこのアルバム聴いたことなかったんですよ。
ところが数週間前、シンコーから出たプログレ名盤紹介の本を読んだら絶賛されていて、
どうしても聴きたくなってしまって急遽ヤフオクで入手しました。
一聴して、今まで聴いていなかった自分を呪いましたよ!(笑)