どうも、先日スネアとスティックを替え、ツインペダルのセッティングも変えたreiGデス。
明日と明後日のリハでどんな音が出せるか、とても楽しみです。
今日は年明けの来日公演以来、久々にY&Tを聴いてみたりしています。
そしてY&Tと言えばやはりこの曲。
他にも名曲といえるレベルの曲を多数持っている彼らですが、この曲だけは別格でしょう。
美しいイントロ、劇的な構成、カッコいいリフ、ソウルフルな歌唱、
エモーショナルかつテクニカルなギターソロ、「80年代に蘇ったボンゾ」的ドラム等、
Y&Tの魅力の全てが詰った、名曲中の名曲です。
この映像でのデイヴ・メニケッティの、
林家ペーと見紛うようなピンクルックには文句の一つもあろうかとは思いますが・・・(笑)
僕的には、ここのドラムのレオナルド・ヘイズが大好きで、
プレイ的には多分、一番リスペクトしているドラマーです。
リズムキープ的にはちょっと(というか結構)荒いんですけど、
ワンバスのテクニックとストロークの速さはHR界トップクラスで、スネアの鳴りも凄い。
特に、ライブでのキレっぷりは恐ろしいほどで、
このスピードでワンバスの3つ打ちを、これほどクリアにキメるのは超人的だと思います。
この曲でのAメロのバックや、ギターソロ前のフィルインは凄過ぎますね。
もちろんツーバスやツインペダルを使ってるなんていうことはなくて、
映像を見てもハイハットを四分で踏んでますから、明らかにワンバスです。
このレオナルドが脱退した(ルックスが悪過ぎてクビになったとも)後も、
Y&Tにはジミー・デグラッソなど凄腕のドラマー達が在籍しましたが、
ワンバスでレオナルドのフレーズを再現した人は(多分)いないと思います。
YouTubeでいろんなアマチュアバンドの動画を見てみてもそう。
ところが、これほどのドラマーがその後目立った作品を殆ど残していないのは残念です。
表舞台的には、'91年にイアン・ギランのバック(GILLAN名義)で叩いたのが多分最後。
そのときも、本当にワンバス?と目を疑うような凄いプレイをしていたんですがねえ。
ちなみに、更にレオナルドの足技を堪能するなら、僕的にイチ押しなのは↓の曲。
Y&Tの前身バンド『YESTERDAY&TODAY』の1stアルバムに収録された曲、
「Beautifl Dreamer」の別バージョンです。
歌のバックは踏みっぱなしだし、なんとフィルインの半分がバスドラ使ってますから!
それは羨ましい!
いわれて初めて気が付きましたが、なるほどハイハット高いですね~(笑)
それにしてもヘイズの叩き方はカッコイイですよね~。
ヘイズはかなりボンゾの影響を受けてますが、そこはボーナムと違うところかと。
>あれだけベードラをどんどこやってたら突っ込みますって、そりゃ(笑)。
確かに、速く細かいフレーズををシングルで踏んでいると、ついついハシっちゃいますね。
僕もそれは痛感します(笑)
>ハードロック界最後のワンタムワンペダルドラマーかな?って思います
彼のワンバスへの拘りは、ひぐっつぁんに近いものを感じて好きです。
僕も本当は、どちらかというとワンバスの方が好きなんで・・・(業務の都合上ツインですが、できるものはワンバスでやります)
>私的にはSQEEZEのベードラを聴け!って感じなんですが(笑)。
お~、確かにSQUEEZEの足も素晴らしいですね!!
「玄人受けするレオナルド・ヘイズを辞めさせてしまったのはもったいない」
と書かれてましたが、
rei Gさんの解説でよくわかりました!
聴きなおしてみよっと
良いドラマーでしたし(後にMEGADETHに入った程ですし)、
巷で言われるほど酷いメンバーチェンジではないと思うんですが、
恐ろしく個性的なドラマーだったレオナルドを失って、Y&Tの個性のひとつが消えてしまったことは事実でしょうね・・・。
それまでイケイケだったグルーヴも、だいぶ落ち着いた感じになってしまいましたし。