★ reiGの『日記シックスは2人いた』 ★

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DVD日記(ペット・セメタリー)

2007-09-10 | Weblog
名作短編「猿の手」へのオマージュともいわれる、
スティーヴン・キング原作のホラー映画。

幹線道路沿いに立つ家に越してきた、ルイス一家。
彼はトラックに轢き殺された飼猫チャーチを生き返らせるため、
隣家の老人から教えられ、禁じられたインディアンの墓地へ葬る。
果たして猫はひょっこり帰ってきたが、彼は元のチャーチではなかった。
しかし愛息が死んでしまったとき、ルイスのとった行動は・・・。

愛ゆえに呪われた土地へ息子を埋葬し、生き返りを願う主人公が哀しい。
せっかく戻ってきた息子が邪悪な存在と知り、
今度こそ永遠に葬らなければならなくなった彼の気持ちは、いかばかりか。

数あるキング原作の映画のなかでも「デッド・ゾーン」と並び、
最高の作品のひとつだと思う。
ラストは少々蛇足気味に長かったが・・・。