
先日、2011年3月11日の東日本大震災の津波によって倒壊した石巻市雄勝町の天雄寺観音堂の解体工事がようやく終了しました。

江戸時代中期の明和三年の建築で石巻市の文化財に指定されている建物です。


三間四方の観音堂は津波によって柱が倒されましたが、幸いにも屋根や梁・枡組などの部分はほぼ当時のままの状態で残っていました。
解体工事は終了しましたが、観音堂の周辺にはいまだに津波のツメ跡が3年を経た今もなお残っています。
これから解体材の破損部分の修復、欠損部分の補充等の作業を経て同じ場所に建立する予定です。

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