ツアーシーズン真っ只中、行けない時には行ける所に!って事で気になっていた沢へ…
初釣行にて出ました!泣き尺の29センチですが、この季節にしては太っているこのサイズ。
アゴもしゃくれていて精悍な顔つきのオスです。
ユキシロが入るこの時期しか入れない沢、普段は水量がない沢なので見向きもしなのだが、この時期だけは釣りになりそう。
釣れてもいないのに、そんな予感がする沢。。
久々に竿を出し、毛鉤を振り1投目・・・いきなり出る。全く警戒心もなく擦れていそうもない。
何より魚が肥えている。
ポイントではきっちり魚が出てくれて楽しすぎる。。もしやここは種沢と呼べる沢なのか?ちょっと怖いくらい。
しばし上ると、谷が深くなり対岸からカモシカの視線を感じる。。しばらくお互い目を合わせていると向こうから山を登っていなくなった。
ちょっと上ると、川に横たわるニホンジカの子供。谷から滑落して亡くなったと思われる。
もうちょっと上ると別の場所にも…ふと、カモシカと目を合わせた事を思い出す。。
もしやここにはもう来るなと言っているのか?たぶんここは種沢に違いない。
ここで育まれた命が水量のある時期に本流河川に流され、川の生態系を守ってるのかもしれない。
シカの死がいも自然節理からなる生態系の循環により川へも栄養源を与え保っているのだろう。
この沢はこの1回だけで止めにしよう。
とても勉強になった初釣行となりました。今シーズンも自然と共存し楽しんで行きます。
by口だけ番長