すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

鳥海山 鉾立コース 6/30

2016-07-01 21:59:17 | 山形

今度、鳥海山と月山をご案内するのでその下見に行ってきました。

金浦近くからの日本海の漁火が夜のドライブを慰めてくれる。

一夜明け、鉾立を早朝に出発。午後からは雨予報。さあ急いで行こう。

北の方角に岩手山から八幡平の山並みが、朝焼けに浮かび上がる。

鉾立展望台からの鳥海山。早々に雨が降る気配十分。

よく整備された登山道です。

賽の河原。どれだけの労力を費やしたのか綺麗な石畳の道が続きます。

賽の河原は鉾立コース唯一の水場。綺麗な石組みの上を冷たく澄んだ雪解け水が流れます。

このように四角錐に切り出した石を底辺を上にして敷き詰めて行ったんですね。鉾立のビジターセンターの方に聞いたところ、昭和初期、皇族のどなたかがいらっしゃるって石畳を敷いたという話なんですが、もっと古いような気がするのは気のせいか?古人の造作物と思いたい。

写真撮影もそこそこにあっという間に御浜神社。

鳥海湖を望む斜面ではハクサンイチゲが盛りでした。

御田ヶ原の登りは石畳がいったんなくなりますが、、、

下りに入るとまた石畳。八丁坂から御田ヶ原を振り返る。

七五三掛の上に2箇所、千蛇谷への下降ルートの分岐がありますが、下の方が旧道で上の方が昨年作った新道の分岐。

旧道は3mぐらいのハシゴ、10mほどの急な雪渓トラバースもあって、雪に慣れてない人は迷わず新道へ。

千蛇谷の雪渓も例年より少なめという。ロープによって雪渓上のルートを示しています。

よよっ!これは和賀山塊でよく見かける色鮮やかなミヤマコブゾウムシ。

山頂が近づいてくると、ホソバイワベンケイが登山道脇たくさん見られます。

大物忌神社奥宮。あまり霊験あらたかな雰囲気はありませんが、古くから修験道や山岳信仰で栄えた場所であります。

新山は享和元年1801年の噴火でできた溶岩ドームです。大物忌神社からだと時計回り。

大切通し岩を一旦下ってからひと登り。岩の隙間にツガザクラが咲いていました。

新山山頂到着。向かいには七高山(2229m)。その差7m。

30mほど急な雪渓を下ると大物忌神社が見えてくる。自信のない方は、時計回りに回らずに来た道を戻った方が賢明。

大物忌神社から下は緊張する雪渓下りはない。

帰りは新道を選択。歩きやすく危険もない。眼下に旧道が見える。

新道から千蛇谷を望む。

御田ヶ原山頂は常時強風に曝されると見えて、風食ノッチが見られる。

山は精霊の宿る場所。

クマも山の精霊だよね?霊験あらたかな熊の糞をほじくって見ると、やはりほぼタケノコ。ありがたやありがたや!パクッ!・・・と冗談もそこそこに、雨が降る前に下山完了。

下山後は象潟九十九島へ寄って、吹浦の大物忌神社本宮へ。何願うでもなく、ただ手を合わせる。

午後からは予報通り雨。酒田の山居倉庫、雨の佇まいもまた良し。

羽黒山の鬱蒼とした大杉の森には、何か霊的な力が宿っている雰囲気が確かにある。

1日目一杯使っての下見を終え、月山へ移動。 ・・・明日へ続く。

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姥倉山

2016-06-27 17:55:00 | 八幡平(無雪期)

本日は松川温泉キャンプ場から姥倉山へ。

地味な山ですが、ブナやミズナラの林が良い雰囲気を醸し出しています。

けたたましく鳴くヒナの声が森に響く。巣立ちを間近にひかえたアオゲラのようです。さあ狭い巣穴から飛び立って、広い世界を見るが良い!

登山道脇のマイズルソウの緑も濃くなる。

シダ好きには絶好のフィールドです。シダもなかなか面白い。

コケをいっぱいくっつけたブナ。最近コケが流行りらしいですね、コケ女子とか言って。。。

松川キャンプ場から適当な間隔で道標が立っていますが、すべてクマにガリガリやられてます。最近ガリガリやったところにクマの毛。

昔は藪漕ぎも強いられるような登山道でしたが、このところ毎年刈り払いをしているので、見違えるように良い道になりました。

夏至も過ぎ、ノガリヤスの類が伸びてきました。

森林限界を超えると山頂はもう直ぐ。ハクサンシャクナゲの開花が始まりました。

分かりづらかった山頂入り口に看板をつけました。

鎌倉森の向こうに雫石盆地が広がります。

山頂から黒倉方面へ少し行くと岩手山の展望が開けるのですが、今日はガスで山頂は見えず。

岩手山の山頂を目指さなくても、姥倉山を目指す山登りも良いですよ。

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茶臼岳

2016-06-26 20:55:40 | 八幡平(無雪期)

お湿りがちなこのところ、今日はそれに輪をかけて強風。しかし、こんな日でも登る人はいる。

今日は登山道整備をしながら茶臼岳へ。毎年の整備の甲斐もあり、登山道脇の草木も年々良い具合になってきました。

コメツガやトドマツの若葉も色鮮やかに。

樹林帯を抜けると猛烈な風が吹き付けてきます。

こんな日には、本当に心強い茶臼山荘。茶臼山荘は避難小屋ですので、どなたでも使用出来ます。

今日は小屋に到着したら、小上がりがビチョビチョでした。ちょっと残念です。

こういう雨の時にカッパを着たままんまで小上がりに腰掛けますとビチャビチャになってしまいます。隅の方に雑巾がありますので、もし濡らしてしまった方は次に使う方のためにも拭いてからお出かけいただきたいと思います。次の方に気持ちよく使ってもらうためにも、ご協力お願いします。

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梅雨@八幡平

2016-06-23 21:02:26 | 八幡平(無雪期)

梅雨入後の八幡平はそれらしいお天気が続いております。

八幡沼湿原は緑濃く。

池塘のミツガシワ開花始まり。

雨粒集めるイワイチョウ、霧に煙るトドマツ林。

池塘縁取るヒナザクラ。

古来、湿り気ある風土が日本人の心情を育んできた。雨の日も山に入り、風邪をひかない程度に濡れてみるのも良かろうか?

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北東北山岳ガイド協会 八幡平支部主催ガイド登山第1回

2016-06-22 20:22:33 | 八幡平(無雪期)

北東北山岳ガイド協会八幡平支部より告知です!


2016年8月11日(木)

北東北山岳ガイド協会 八幡平支部主催ガイド登山 第1回

祝!山の日記念 地元ガイドと歩く 八幡平〜茶臼岳縦走


 

昨秋、岩手、青森、秋田の登山ガイドが中心となり、北東北山岳ガイド協会が発足しました。発足間もない当協会のガイド活動を広く紹介するために、8/11山の日制定記念の登山を企画しました。まず第1弾として北東北山岳ガイド協会のフィールドの一つ、八幡平エリアをご案内したいと思います。

日本一の群生密度をほこる八幡平のアオモリトドマツですが、意外と知らないその生態。アオモリトドマツの研究者ガイド協会八幡平支部メンバーでもある上野健太がメインガイドで、アオモリトドマツの生態の話を中心として八幡平の自然について語ってもらいます。

上野ガイド以外にも八幡平支部のガイドがサポートについて安心安全満足の1日にしたいと思います。地元ガイドと歩き八幡平をより深く知る1日。ふるってご参加ください!

 

【コース】

アスピーテライン見返り峠(1540m)〜30分〜八幡平山頂(1613m)〜20分〜八幡沼〜20分〜源太森(1595m)〜30分〜黒谷地湿原(1446m)〜40分〜茶臼山荘〜40分〜茶臼口(1360m)

(実働:3H〜3H30M)

*コースタイムは休憩時間、説明の時間を含まない標準的なものです。

*茶臼山荘到着時間により、茶臼岳山頂往復をカットする場合があります。

*茶臼口へ下山後、路線バスにてアスピーテライン見返り峠へ戻ります。

 

メインガイドのプロフィール 

上野健太(うえのけんた) 

北東北山岳ガイド協会所属 登山ガイドステージⅡ

1981年神奈川県生まれ 大学入学とともに岩手に住み始め、卒業研究で岩手山の亜高山帯植生の研究を開始。大学院でも引き続き岩手山の研究を継続して行う。2011年より八幡平に住み始め、現在は養豚場に勤務しながら、亜高山帯植生の研究を再開している。

岩手大学卒 横浜国立大学大学院卒

 

 

集合:アスピーテライン見返り峠レストハウス 9:00

解散:アスピーテライン見返り峠レストハウス  14:50

料金:¥2,000(ガイド料、保険料、茶臼口〜八幡平山頂バス代含む)

装備:一般的夏山日帰り装備(水分、行動食、お弁当、雨具、ヘッドランプ等)

<注>

*天候等によりスケジュールを変更する場合がありますのでご了承ください。

*公共交通機関ご利用で八幡平温泉郷にお泊まりの方は、当日、集合場所までの送迎も行いますので、ご相談ください。

*昼食はガイド料に含まれておりませんので、各自でご用意ください。

*天候により肌寒くなる場合もありますので、薄手のジャケットや中間着等、防寒用の衣類もお忘れなく。

*肌着を始め衣類は木綿のものは避け、速乾性の高いものを着用してください。

*熱中症、日焼け予防のため帽子の着用が好ましいです。

*足元はトレッキングシューズで。

*水分は最低1ℓ程度ご用意ください。

 

【お申し込み お問い合わせ】

 

北東北山岳ガイド協会 八幡平支部

♦鈴木央司(すずきたかし)

FAX  0195-78-2844  携帯 090-6177-8180

メール rasu-t8mt@goo.jp

 

♦平山順子(ひらやまよりこ)

FAX  0195-78-2645  携帯  090-6256-2645

メール kazuhirayama@rapid.ocn.ne.jp

 

*電話でのお問い合わせは17:30以降でお願いします。

 

お申し込みに際しましては以下を明記の上、鈴木もしくは平山まで、メールまたはFAXでお願いいたします。

  1. 氏名 2.住所 3.当日連絡のつく電話番号(携帯) 4.緊急連絡先 (氏名、電話番号) 5.血液型 6.生年月日 7.年齢 8.性別 9.メールアドレス

 

 

北東北山岳ガイド協会 

お問い合わせ TEL 019-692-5899

ホームページ kma40.com 「北東北山岳ガイド協会」で検索

 

RASU-T 

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2016 環境省主催 高山植物盗採防止合同パトロール

2016-06-21 17:47:01 | 八幡平(無雪期)

今日は環境省主催の八幡平地区高山植物盗採防止合同パトロールでした。

岩手県、秋田県の関係機関から多くの方が参加して、岩手県班は黒谷地口から入山して八幡平沼経由の見返り峠まで。

我々のように仕事で毎日のように歩いていると、昨日まで咲いていた花が突然無くなってしまうというようなことに、一般の方よりも気づきます。ここ八幡平も残念ながら毎年のように高山植物の盗採が確認されています。

時期的にまだ高山植物の最盛期とまではいかないところなので、今日は盗採の痕跡は認められませんでした。良かった良かった。

盗採パトロール以外にも、県の自然保護課の方と造作物の修繕箇所の確認をしたり、陵雲荘の消火器を新しいものと交換したり。ですが、小屋の使用にあたっては、火の元に十分注意してください。

最後は、秋田県班と合流。秋田県側も特に盗採痕は認められず、無事パトロールは終了。

高山植物盗採の対象となるのは、大方、希少種や固有種といったものです。そういう希少種や固有種、盗採の対象となるような高山植物の写真は、インターネット上にアップしないでいただきたいと思います。盗採とインターネット上の情報は、少なからず関係があると思われます。特に場所や時期が完全に特定できるようなアップの仕方は、盗採に結びつく可能性を高めますので、極力控えていただきたく何卒ご協力お願いいたします。

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八幡平〜黒谷地〜茶臼岳

2016-06-19 21:51:54 | 八幡平(無雪期)

過去最速の速さで融雪が進み、7月を前に融雪の話題も今回限りか?

鏡沼の水面はすっかり鏡状を呈す。

八幡沼の展望台から望む景色に雪は見えず。見る角度を変えれば、まだ雪は見えますがね。

八幡沼湿原では池塘の中のミツガシワが花をつけ始める。

黒谷地湿原はいよいよ緑濃くなる。

ムーミンのキャラクターを彷彿とさせるイワイチョウも勢い増す。

黒谷地湿原から茶臼山荘の登山道もすっかり夏仕様。

茶臼岳山頂直下の雪渓は跡形もなく、八幡平は完全夏仕様です。

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御在所沼遊歩道

2016-06-16 17:41:41 | 八幡平(無雪期)

アスピーテラインの道路沿いの刈り払いが始まると、だいたい御在所沼遊歩道の第1回目の刈り払い開始。

何気なく通過してしまうアスピーテライン御在所沼前ですが、時間のある時はちょっと覗いてみてほしいですね。

現在はレンゲツツジが終盤、イソツツジが盛り。

このところの雨で、シダ類も瑞々しく成長中。

今年のワタスゲは盛り上がりに欠けました。

霧に煙る御在所の森。クマも黒々した毛を濡らしながら、タケノコを食べていることでしょう。

現在の五色沼、水面の色はエメラルドグリーン。沼のほとりに東屋がありますので、雨宿りしながら物思いにふけってみるものいいのでは?

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蓬莱峡

2016-06-15 20:07:15 | 八幡平(無雪期)

藤七温泉にほど近い蓬莱峡。ぐるっと一周しても1時間程度でなかなかの雰囲気なのですが、来訪者は少ない。

昼なお暗い蓬莱峡。雪解けは進みません。

雪解けともに現れる倒木の処理も適宜行います。

順路を示す番号標識。赤いのが昔作ったものですが、手作り感があってこういうほうが個人的には好ましい。

苔むした遊歩道。

必要なところには木道がかけてありますが、一部腐食が進み壊れていますので要注意です。

 蓬莱峡の上段は奇岩の間を縫って歩き、下段は蓬莱沼を目指して歩く。

アオモリトドマツの林に囲まれた静かな蓬莱沼。八幡沼に多くのハイカーが押し寄せる時期でも、ここだけは静寂。瞑想するには絶好の場所です。

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七滝〜大地獄谷〜お花畑〜平笠不動〜焼走り

2016-06-14 18:50:47 | 岩手山

この間の土曜日はお客様を案内して、今日は公園管理員として同じコースを。

今日は朝からお天気は今ひとつですが、霧雨に濡れたブナ林は美しい。

湯華採掘跡は迷いやすいですが、よくマーキングを確認しながらいけば大丈夫です。

大地獄谷ではイソツツジが開花。

大地獄谷通過は、こんな霧雨のしっとり濡れた状態の方が滑らずに歩きやすい。

お花畑から平笠不動への登りは毎年草刈りをやってる甲斐もあり、いい具合になってきました。シラネアオイ街道です。

2011年の大雪崩で倒されたアオモリトドマツ。黒倉山から見ると、雪崩の走路がよくわかります。

屏風尾根が近づいてくると、斜度が増していきます。

屏風尾根の茶臼岳へと突き上げ、森林限界を超えます。

こんな天気の時には心強い平笠不動避難小屋で休んだ後は、焼走りへと下山。

文政五年(1822年)に担ぎ上げた五合五勺の道標。約200年間、ここの場所にあり続けるという凄さ。今設置する道標は10年もてば良いほう。10年では文化財にはならないが、200年もてば立派な文化財。

岩手山東側にしか咲かないウコンウツギも咲き始めました。

雨に濡れたサンカヨウの花びら透き通る。そぼ降る雨に濡れながら、同じようにこの森のどこかで、クマやテンやカモシカが濡れていると思いめぐらす。これぐらいの雨ならば、むしろ動物たちと同じように濡れた方が気持ちいい。動物や植物と対等でありたい。

日本有数の群落を誇る岩手山のコマクサ。土曜日よりも開花が進みました。

霧雨に濡れるコマクサはまさに高山植物の女王と呼ぶにふさわしい艶やかさです。

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