羅須地人クラブログ

テレマーク、釣り、登山・・・
岩手の山の恵みに感謝

クラブ夏合宿 その3

2009-08-30 19:41:34 | 釣り
さて、3日目の朝。
掛けた覚えの無い布団に包まって、どよ~んと目覚めた。
ああ、また飲みすぎた…。
(布団ありがとうございます、RST氏。)




今日は登山道を歩くのみ。
八瀬森山荘から大深岳、源太ヶ岳を経て松川温泉までの行程。
いつもの上品・下品な話題で屈託無く、太平洋と日本海の分水嶺の静かな登山道歩きを楽しむはずだった。
ところが…、
一抱えもあるようなアオモリトドマツの倒木、そして覆いかぶさるネマガリタケ。そしてさらに、見えない足元がフェルトの靴底で滑ること滑ること。
昨日までとはまた違った厳しさとなった。

 
そんな中、時々現れる名も無き湿原。エゾリンドウの青も鮮やかで、まさにオアシス、癒しの空間だ。




いつもの岩手山の姿が見えると、やっと岩手県側に辿り着いた実感が沸く。
大深岳、そして「ゆきむし」でお馴染みの源太ヶ岳を縦走し、あとは松川の森を経て終点松川温泉へ。
結局、今日も気の緩められない7時間半の行程だった。



こうして、今年の羅須地人クラブ夏合宿は無事終了。
奥深き八幡平の大自然の恵みを、いつもの仲間とどっぷり堪能できた。
いい仲間といい山、いい沢、いい岩魚。
最高の夏合宿でした!

会長









クラブ夏合宿 その2

2009-08-30 04:19:57 | 釣り
いよいよ夏合宿2日目。
前々日寝てない事もあり、前日は早々に就寝。早朝4時半には起床し、しばし沢の朝を過ごす・・・
今日は沢を詰め八瀬森山荘まで取り付かなければならず、のんびり釣りしながら・・・とは行かない。時間を決め釣行を楽しみ、あとはひたすら登ると言う決断になる。ともあれ長い一日の始まり!

だるま岩(私的にはチ○コ岩)に溶け込んで釣りをする会長
上流部の魚はさすがに擦れておらず、良いポイントでは必ず釣れた。
 
ひたすら難所が続く・・・ザックを背負ってのへつりはキツイ・・・
手の置く位置、左右足の運び、一つ間違っただけで先には進めなくなる。

常にリードするのはRST。真剣な面持ちで登って来る会長にアドバイスする。
 
関東沢に入りルート確認をGPSで行う。
実際この位置後ろに見える沢は1/25000地図には載っていなかった沢。もし地図だけを便りに行くと、この沢に入って行ったかもしれない。地図とコンパスで行くのなら歩行スピードでどの位置になるのか、適度に地図読みをし、現在位置確認、歩行時間を距離の差など記入していないと遭難につながる。
 
無事、八瀬森の湿原に着く。時間もかかったが、ここに来るのに藪こぎが無かったのはホントに奇跡。
山荘に着きホッと一息しビールで乾杯!
乾杯し始めたら酒が止まらなくなりあとは・・・
今宵、良い話が出来ました。
さあ、いよいよ3日目へ!

番長


クラブ夏合宿 その1

2009-08-29 15:44:09 | 釣り
久しぶりの更新となりました。

毎年恒例となりました羅須地人クラブの夏合宿。今回は大深沢遡行。

大深沢~関東沢~八瀬森山荘~大深岳~松川温泉と2泊3日。我々は大自然にどっぷりとつかり堪能することができた。

メンバー 会長、口だけ番長、RST氏、K太

 
黒石林道車止めからこの吊橋までくると、いよいよだ。気持ちが高ぶってくる。「見張りの湯」を通り、大深沢取水堰堤のあたりより入渓。
                  
約1年ぶりの再会となる大深沢の岩魚。写真ではわかりづらいが腹部が非常に濃い柿色で斑点が濃橙色である。ここ大深、ヤセノ沢に生息する岩魚独特であろう。
 
静寂とした空気と時折足元にみえるダイモンジソウが疲れを癒してくれる。

この日はヤセノ沢出会いテン場まで

              
そして沢登りに欠かせないのが焚き火。この日頂いた自然の恵みを余すところなく頂戴し、仲間と酒をかわし、語らい贅沢な時間を過す。

K太