クラブ山行として八幡平の樹氷を見に行って来ました。
八幡平スキー場が無くなってから八幡平の樹氷にも足が遠のいていたここ数年、今回はこれまで行ったことの無い秋田県側からアプローチして見よう!!と、K太の発案により決定しました。
しかし、今年は寒すぎる・・・この日の気温、山麓で-9℃・・・山天気でみると-20℃を下回る見込み・・・さあどうなる!?
鹿角八幡平ICを降り8時半前に秋田八幡平スキー場に到着、リフト運行の遅れもあり9時に出発。1回券300円を購入しリフトに乗車、この日のスキー場はオープン仕立てとは言えちょっと淋しい感じ。リフト山頂よりシールを着け蒸ノ湯温泉を左手下に見ながら一路八幡平を目指す。
アスピーテラインまで出て10時、夏道登山口より登り出す。今回の山行は滑りと言うより、登り、歩きメインの山行、登り入り口はちょっと急登ではあるがアトは緩い登り、上に行けば行くほど開けて来て斜面変化も少なく目標物も少なくなる・・・それだけ天候不順になると迷いやすい山となる。
我々はこの日、120本の目印旗を持って入山、吹雪いても探せる範囲(20メートル)ほどの距離間隔で旗を立てる。
幸いにして鹿角山岳会の方々が目印を木に付けてくれているのもあり山頂下部は見えますが、上部になるにつれて見えづらくなってくる。自分達の下山ルート確保の為に全て旗を立てながらの登りとなる。
徐々に標高を上げるにつれ樹氷らしい木々に出逢えるようになってくる。
13時過ぎ標高1613m八幡平山頂にたどり着く。登頂時の天気は雲に覆われ微妙な感じ・・・でもモノの数分すると・・・
ご覧の通りの絶景に・・・だから山は止められない。ご褒美のような景色、我々のバックに見えるは岩手県側の樹氷。
イースター島かと思わせる風景・・・今年の樹氷、日本海側の豪雪もあり雪の付きが良い。
あまりゆっくりしている時間も無いので、小休止してすぐに下山。天気の変化が激しい季節、景色も楽しみ、山の入るリスクも味わいながら、登りに付けて来た旗を回収しながら下る。
15時30分、スキー場山頂に到着。
誰もいなくなったゲレンデを疲れも見せず果敢に滑るRST、今回の山行、滑りと言えるのはココだけ。
でも、久々の八幡平の樹氷やっぱり素晴らしい、三大樹氷の一つと言われるだけあります。
久々に新規開拓の山行、とても良い勉強になりました。
RST、K太お疲れさんでした。
by番長