羅須地人クラブログ

テレマーク、釣り、登山・・・
岩手の山の恵みに感謝

羅須地人クラブ山行@八幡平樹氷in秋田側より

2012-01-31 02:48:27 | 

クラブ山行として八幡平の樹氷を見に行って来ました。
八幡平スキー場が無くなってから八幡平の樹氷にも足が遠のいていたここ数年、今回はこれまで行ったことの無い秋田県側からアプローチして見よう!!と、K太の発案により決定しました。
しかし、今年は寒すぎる・・・この日の気温、山麓で-9℃・・・山天気でみると-20℃を下回る見込み・・・さあどうなる!?

鹿角八幡平ICを降り8時半前に秋田八幡平スキー場に到着、リフト運行の遅れもあり9時に出発。1回券300円を購入しリフトに乗車、この日のスキー場はオープン仕立てとは言えちょっと淋しい感じ。リフト山頂よりシールを着け蒸ノ湯温泉を左手下に見ながら一路八幡平を目指す。

アスピーテラインまで出て10時、夏道登山口より登り出す。今回の山行は滑りと言うより、登り、歩きメインの山行、登り入り口はちょっと急登ではあるがアトは緩い登り、上に行けば行くほど開けて来て斜面変化も少なく目標物も少なくなる・・・それだけ天候不順になると迷いやすい山となる。
我々はこの日、120本の目印旗を持って入山、吹雪いても探せる範囲(20メートル)ほどの距離間隔で旗を立てる。
幸いにして鹿角山岳会の方々が目印を木に付けてくれているのもあり山頂下部は見えますが、上部になるにつれて見えづらくなってくる。自分達の下山ルート確保の為に全て旗を立てながらの登りとなる。

徐々に標高を上げるにつれ樹氷らしい木々に出逢えるようになってくる。
13時過ぎ標高1613m八幡平山頂にたどり着く。登頂時の天気は雲に覆われ微妙な感じ・・・でもモノの数分すると・・・

ご覧の通りの絶景に・・・だから山は止められない。ご褒美のような景色、我々のバックに見えるは岩手県側の樹氷。

イースター島かと思わせる風景・・・今年の樹氷、日本海側の豪雪もあり雪の付きが良い。

あまりゆっくりしている時間も無いので、小休止してすぐに下山。天気の変化が激しい季節、景色も楽しみ、山の入るリスクも味わいながら、登りに付けて来た旗を回収しながら下る。

15時30分、スキー場山頂に到着。
誰もいなくなったゲレンデを疲れも見せず果敢に滑るRST、今回の山行、滑りと言えるのはココだけ。
でも、久々の八幡平の樹氷やっぱり素晴らしい、三大樹氷の一つと言われるだけあります。
久々に新規開拓の山行、とても良い勉強になりました。

RST、K太お疲れさんでした。

by番長

湯殿山テレマークフェスティバル

2012-01-28 02:01:20 | テレマーク

2月11~12日、山形県の湯殿山スキー場で湯殿テレフェスが開催されます。
月山で山岳ガイドとして活躍するIDEHAこと石沢さんが発起人となって行われる大会。
4年前も大盛況で終わった大会が、東北人の熱き思いにより復活しました。
5回目になる大会ですが、第1回目はスマトラ沖地震の義援金に始まり、4回目まで全て義援金として寄付して来た大会でもあります。
今回の第5回大会を開催しようと決心したのも、第1回目に掲げた「テレマークを通して社会貢献」と言う思いから始まったもので、この大会に於いても、東日本大震災の義援金として寄付するみたいです。

私も被災地の人間として、この大会にスタッフとして参加し盛り上げたいと思います。

参加されたい方はまだ間に合いますので詳しくは→スケジュールを確認してみて下さい。

ICIファットスキー体験会@雫石スキー場

2012-01-23 23:51:26 | テレマーク

21~23日まで雫石スキー場でICI主催のファットスキー体験会が行われました。
私は22日だけお手伝いでしたが、前夜の降雪に恵まれ体験会としてはまあまあの状態ではなかったでしょうか・・・
参加された方々も、この時と言うべく各メーカーのファットスキーを体感して満足されてました。
やはり、買う側に立つと、雑誌の批評を参考にするよりも実際、履いてみて試したい・・・ってのが本音ですからね。

ちなみに2月4~6日にもう一度、体験会がありますので今回参加できなかった方はチェックしたほうがいいですよ!

参加された皆さん、S店長、O店長、仙台店Hさん、まんずK藤さんお疲れ様でした。


ICI主催ファットスキー体験会のお知らせ

2012-01-15 21:57:30 | Weblog

1月21~23日、雫石スキー場にてファットスキー体験会が開催されます。
あのアルペンコース4500mをパウダーコースに特別メンテナンスしての試乗になります。
当日は、G3、サロモン、ベクターグライドなど様々なメーカーから太っといヤツが多数お見えになるみたいですよ~

詳しくはコチラか、ICI盛岡店に直接確認して見て下さい。

当日、私もお伺いしたいと思います。

by番長





新年合宿@田沢湖

2012-01-11 21:56:25 | テレマーク
                
RASU-T新年合宿2日目、旧乳頭温泉スキー場での深雪講習へサポートへ行ってきました。
前日、皆さんはゲレンデでレッスンを受け、それを踏まえての雪質最高の実践的な講習となったようです。                 
                
                講師RST氏の滑り

そして参加された皆さんの滑り。極力講師と同じ局面の写真を載せてみました。講習ということなのでたまにはこういう載せかたもいいかな?と。
 

 

 

 
アツイさん、すいません。転倒シーンしか写真が・・・
                
昼食は山母のカレーをご馳走になり、午後も何本か滑り無事に終了となりました。
参加されたみなさんありがとうございました。そしてRST氏もおつかれさまでした。楽しくサポート?させていただきました。

羅須地人クラブ雪上訓練

2012-01-06 01:17:56 | 
1月3日、クラブ行事の一環として雪上訓練を行いました。
要救助者の引き上げ、そしてスキーでソリを作り搬送する訓練。
毎年、セルフレスキューの講習会を受講していますが、やはりシーズン初めにこう言ったことを復習しておかないと、いざと言う時に動けなくなってしまうのが実情。これまでの訓練のおさらいをしながら、自分達に適した内容を確認し合い、時間をかけてやってみました。

スキーを使ったソリ搬送は様々なソリの作り方がありますが、ここで重要なのはやはり、ソリの強度と作り易さ(短時間で出来る事)ではないでしょうか。搬送途中に壊れてしまってはどうしようもないし、道具を最低限のモノにしていて時間がかかるのであれば多少の重さは伴っても早く作れるモノのほうが要救助者を早く搬送する事が出来ます。
そして、ソリでの搬送、ここにも難しさは多様にあります。最低2人で運ぶことは出来ますが複雑地形の場合には2人では厳しいと実感しました。よって3人いると1人が左右のバランスをとって動くことが出来るので円滑な運搬が可能になると思います。

そして引き上げ、周りに支点が無い想定での開始、スキーを雪に埋め支点を作りそこから1/2、1/3システムでの引き上げ訓練を行ってみました。

ここでも3人で救助する場合に適した方法を色々と試してみましたが、やはり1人を救助するのに最低2人いないと引き上げる事は困難状況でした。救助者が動ける状況ならまた変わりますが動けなくなった人間を引き上げるのは容易なことではありません。

いずれにせよ、事故を未然に起さないのが最良手段であることは間違いないと思います。
無理な状況での山行計画、安易な考えでの進入、事前観察の必要性など・・・その旨を理解した上で初めて遊ぶことが出来る、それが山のような気がします。
そして、同じグループで活動するのであれば連携をキッチリ取り合い、いざと言う時に動ける環境を日頃からとっておく事が必要だと思います。

これからも定期的に訓練して行きましょう。

RST、K太お疲れさんでした。



旧八幡平スキー場へ

2012-01-05 23:48:20 | Weblog
正月明けの2日、旧八幡平スキー場へK太、フルカワちゃん、私(番長)で行ってきました。
山の積雪量は平年並みほど、いつもこの時期からの山出勤になりますがやっぱり山に来るとテンションも上がる。


直線的に攻めるK太

真剣な眼差しでこれから滑るラインを考える2人、緊張感ある瞬間

バッチリのラインで切れ込んできたスピード感ある瞬間

久々の山で緊張したのかな・・・もっとエンジョイしなと!フルカワちゃん

そして、いつもな感じの滑りの私・・・日の傾くまで何本も登り返しては滑りました。

リフト、建物も全て撤去し、スキー場の面影も無くなってしまった八幡平スキー場・・・そして年々増えるコース上のブッシュの量にさらに淋しさがこみ上げる。
でも、ひとまず全てもとに戻し、スキー場ではなく、普通のバックカントリーに変わりつつある八幡平。
それでも引き付ける魅力、我々はこれからもこの地に通いたいと思う。

K太、フルカワちゃんお疲れ様でした。