らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

今年は蚊が多い

2014年07月21日 03時23分50秒 | 日記・エッセイ・コラム
適度な雨と温暖化のおかげで庭の雑草はもうエラい事になって来た。最近やたら蚊が多いなと思っていたが、庭に出ると必ずすぐに刺されるし、この間はラムが足を刺される所だった、このうっそうとした状態ではむべなるかな。「あるがままに」状態は好ましいものでは無いと痛感する今日この頃。庭の草むしりを1時間ほどやったら疲れた。足と腕が筋肉痛。

今どきの雑草は簡単に抜けないぐらい根が深く張っている。まあ、毎年の事なんだが農薬を使わないガーディニングは雑草と害虫との闘いだ。農薬を使えば簡単だが庭を歩き回るアホウどもに影響があるかと思って極力避けて来た。しかし、そのせいで蚊が増えて刺される様になって来ると問題だ。彼らにとって蚊が一番タチが悪い。「フェラリア」を伝染させるからだ。

もっとも、この寄生虫の予防は簡単だ。予防薬を蚊がいなくなるまで一ヶ月置きに一錠飲ませるだけで完全に防げる。たとえ庭に蚊がいなくなってもこの薬だけは投薬が絶対に必要。蚊がいない所など存在しない。たとえ都会のど真ん中だろうと蚊はたくさんいる。この病気にかかる可能性はかなり高い。

最近ではネット通販で近所の獣医サンの所よりも安く買える様になった。建前では毎年血液検査をしてもらえと言ってるが、ウチが行ってる所ではそんな事をした事は無い。いや、一度ぐらいはあったかな?何年かに一度とか。この病気にかかってる事が判った時にはもうかなり進行してしまってる事が多い。数年かけて寄生虫が心臓とかに寄生する様になる。昔飼っていた犬はだいたいこれで死んだ。知らなかったのだ。そんな病気がある事が。今でも予防薬を飲ませないと危険性はかなり高い。

最近は見渡すと犬を飼ってる所がほとんど無くなった。フェラリアにかかってる犬の血液を蚊が媒介して他の犬の体に伝染する。近所に犬がいないという事は感染の危険性も少なくなってはいるかもしれないが、ラムは散歩で結構いろんな所を歩き回るからね。どこで蚊に刺されてるか判らない。

その「ラム」も早13歳。同期の桜はもうほとんど散っていったんじゃないかな。今までほとんど病気も大きなケガもなく過ごして来た。まったく無いわけではないが、まあこのぐらいなら仕方がない。まったく健康なまま最後を迎えるなど人間でも不可能。必ず老いるとどこかが悪くなる。生き物の宿命だ。

今でも散歩に行くのが大好きだ。ただ、年齢を考えて距離は短くして気温の高い日は避ける様にしている。だから最近はあんまり散歩に行けない。オレが早起きして涼しい時間に散歩に連れて行ってやれば済む話なんだが。ラムがいなくなったら寂しくなるなと考えて3年前にシッポの生えたコーギー「トイ君」を飼い始めたが、これがまた散歩が大嫌い。散歩が嫌いな牧羊犬(コーギー)がいるか?と思うんだがいるんだよねえ。

家の周りを一周するのに慣れさせるまで1年ぐらいかかった。そんなに嫌いなら行かんでもいいだろう、と最近は散歩は取り止めた。慣れさせる為に強引に連れ回したのが良くなかったみたいで首の周りの毛が抜けてみすぼらしい事になってしまった。毛が抜ける牧羊犬がいるか?と思うんだがいるんだよねえ。行きつけの獣医サンの所で診てもらったが原因が判らない。もっともこの獣医サンの所で治った事が無いんだが。今まで。田舎はそんなモンなんだろう。

先日、大きく伸びた桜の木が隣の家の方まで行ってしまい、隣のオヤジさんが自分の家の庭木を切る際にウチのこの桜の枝も切ってもいいかと言って来た。庭師を呼んでやってもらうから、と言っていたが庭師が去った後の木の有様はもう無惨なものだった。これが仮にも庭師という肩書きを持つ職人の仕事か?ヒドイもんだよ。無惨としか言い様がない。向かいの何でも切りたがるオヤジさんにやらせて良かったんじゃないか?これが田舎の庭師の仕事ぶりかと驚いた。

市内にある桜は今年明らかに病気にかかってるのが見て取れた。シロウトが走ってる車の中から観ても判るぐらいの有様だが、何かしらの対策がとられた気配は全く無い。隣りの市では桜名所の管理はかなりしっかりやってる様だが、ウチの町ではシロウト庭師がただバサバサと枝を切ってるだけなんだろう。桜はむやみに切るとそこから雑菌が入り込んで病気になりやすい弱い木なのだが、そんな事すらもおかまいなしにただざん切りしただけで帰って行った。まあ、近所迷惑になってるわけだから注文を付けるワケにもいかん。こんな所で揉めても気が滅入るだけだし。

しかし、獣医といい庭師といい、言いたくはないがそれがプロの仕事なのかと情けない思いだ。抜け毛は原因が判らない。庭木の切り方も知らない。そんな「ド素人のプロ」ばっかりなのだろうなあ。なるべくそういう人のお世話にならない様に
気をつけて行くしか無い。なんとも心細い話だよなあ。



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