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五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

『私の男』 / 桜庭一樹

2008-08-10 22:49:01 | 
私の男
桜庭 一樹
文藝春秋

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この本は、直木賞受賞作品。
今まで読まなかったのは、『近親相姦』がテーマらしいから。

やっぱり苦手な小説だった。
本好きと言っても、文学には疎い頭をしているから、この手の小説はどう自分の中で消化すればいいかわからない。

2008年から始まり、過去に遡り物語は進んでいく。
どうも自分で腑に落ちないから、過去に何かあるのでは・・・と読み進めるが、結局なんだかわからないままラストになってしまった。

この本は推理小説のような緻密さはないから、なぜ死体をアパートに隠したまま、数年も過ごせるのか説明がない。

恋愛小説でもないから、何故いいとこのお坊ちゃんが、みなしごのような花(しかも胡散臭い養父と同居しているのに)を好きになり、結婚までしてしまったのかその経緯がわからない。

なぜ花の母親は、不倫の子を産み落としたのかわからない。

下世話なことしか考えないオバチャンには難しい本でした。

ただ、ありがちな「心中」という手を使わなかったのは自分としては評価したいところです。


孫、賢くなる

2008-08-10 13:58:16 | 

うちの孫は、もうすぐ1歳4ヶ月になる。

近頃、ずいぶん賢くなったなぁ、と思うことがある。

今日の出来事

1.実家に孫を連れて行った。
  枝豆を出してくれた。
  孫はなぜか、枝豆が大好きである。
  さやを私によこした。
  「ゴミ箱に捨ててきて」と言ったら、
  実家なので、ゴミ箱のあるところがわからない。
  彼女は歩いて探し当てたのが、スーパーの袋。
  ちゃんと袋に捨てていた。
  エライ

2.「さあ、帰るよ」と言ったら、
  枝豆をわしづかみして玄関に向かった。
  強欲孫


ちなみに、実家の茄子は確実に増殖していて、
ダンボール2箱が4箱に増えていた。

その1箱を押し付けられた