ポーチュラカは
5月~10月下旬までと 花の時期が長く良く咲きます
和名はハナスベリヒユ 英名がパースリンですが
別名のポーチュラカの方が 一般的に呼ばれています。
原産地では熱帯~亜熱帯なので多年草扱いですが 寒さに弱く
日本では寒さで枯れ死するので 一年草扱いです
お馴染みの 夏の雑草スベリヒユと同じ仲間
花も良く似ている同じ仲間のマツバボタンとは
葉の違いで簡単に区別出来ます
両方とも茎や葉は多肉質で 名前の通り 松葉牡丹は
細長い棒状の葉ですが ポーチュラカの葉は やや肉厚で小さく平べったい
ヘラの様な楕円形なのでヘラバマツバボタン、ヒロハマツバボタンなどの別名があります
どちらもその日の天候によって 開花時間が限られるという特徴があり
昼過ぎには しぼんでしまうものが多いようです。
でも 最近では夕方まで開花する品種も出回っているそうです
さし芽は非常に着き易く 指でつまんで横に挿しておくだけでも根付いてしまう位
気に入った色の株を数株買って さし芽で増やし
ポーチュラカでいっぱいの花壇を作るのも ステキ~
夏の炎天下でも元気に花を咲かせ 暑くても夏バテしないポーチュラカ
花は2~3cmで白、ピンク、赤、黄色、オレンジなどの花色があり
複数色を混ぜて植えるとカラフルで にぎやかな花壇になります。
茎は立ち上がらず 横に這う様に伸びて行きカーペット状に広がります。
マツバボタンの変種や交雑種と言われていますが ハッキリとは判っていません。
マツバボタンに比べると 普及したのは1985年頃からと 最近ですが
育て易さから幅広く栽培されていて 公園の花壇などでもよく見かけます