せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

サルスベリ

2010-08-09 22:45:55 | 
サルスベリ(百日紅)

サルスベリの原産地の中国では 次から次へと花を咲かせて





百日にも渡って 何処かに花を咲かせて居るので「百日紅」と呼んだけど





日本では 幹がツルツルしているので 木登り上手な猿でさえ



滑ってしまって登れないという事でサルスベリと呼んだのです





それで 漢字とカナが 全然違っていたのですねぇ~

実際には 猿は滑る事無く簡単に上ってしまいますが(笑)



サルスベリは幹の成長にしたがって 古い樹皮のコルク層が剥がれ落ちて
新しいスベスベした感触の樹皮が表面に現れて 更新して行くので
猿滑と表記する事も有り 樹皮の更新様式や感触の似た
ナツツバキやリョウブをサルスベリと呼ぶ地方も有るそうです



ところで 我が家の狭い庭のど真ん中に ある日突然 勝手に生えて
大きな木になってしまったサルスベリは 薄紫色

この辺りでは 見かけない花色のこのサルスベリは 未だ全然咲きませんが

その他のサルスベリが 殆ど咲き揃ったので 取り敢えずUPしました。



花をよく見ると 丸い蕾の先半分が6つに裂けて花びらが出てくる



花びらは 薄い絹地をフリル状にした様な感じが魅力的 

散り時の花吹雪も綺麗です