せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

遅咲きの桜たち(八種類)

2010-04-23 19:34:38 | 
私の中では 染井吉野が基準なので それより早い開花の品種は 早咲きの桜で 染井吉野より
遅い開花の品種は 遅咲きと区別していて もっとも同時期に咲いているのも有るので

そこはソレ 私流のいつものいい加減さなのですが…
染井吉野の満開が終わり 一頻り我が家に花吹雪が降り注いでから
今 咲き始めているさくらを紹介しますと

まずは 華やかなピンクの八重咲きのタオヤメ(手弱女)

丸い大きな花びらはしわ状の凸凹が多く 先はやや濃い淡紅紫色なので

花の中心はやや白く見えますが 花弁数8~15枚の優しい色の花です

若芽も紅紫色で花よりやや遅れて伸びてきます

エイゲンジ(永源寺)

こちらも花の形が手弱女と似ていますが 



花色はもう少し白っぽくて こちらも花弁数8~15枚の花です 

若芽は緑褐色で 花に遅れて伸びてきます。

タカサゴ(高砂)

ここの木にはこの名札が付いていてもう何年も この木を高砂とばかり思っていたのに

「日本の桜」と言う本で高砂は淡紅色の八重咲き
(花弁数10~15枚の花)だったので
さて この花は何と言う名前なのか判らなくなりました。

スザク(朱雀)

楕円形の花びらはやや濃い淡紅紫色で 若芽の色は黄緑色と
書かれていますが そうでしょうか?

永源寺の花径4~5cmよりはすこし小さめの3.8~4.4cm花ですが

色も濃く花着きもよく 花弁数5~15枚の花で充分華やかです

オモイガワ(思川)

これは前述の本には掲載されて無いので 品種の出来た件について
詳しい事はわかりませんでしたが

私はお気に入りの一つに入れている花で

名前も情緒が感じられ 花の様子も可憐な感じがして
大きな花ではないけれど はなやかで好きな桜です

ランラン(蘭々)

今年初めて観た花で カタカナでランランと在ったので
パンダを連想して ん?と近付いたら… 

大きめの 八重咲きの淡紅色の花でした

こちらも前述の本には掲載されては いません

桜には沢山の品種名があり 交配して新しく作られ続けているのでしょうし
野山で自然交配もあるので 同定は難儀ですねぇ

私などには 判らなくて当たり前の世界なのでしょうが
名前など知らなくても 充分楽しめるところが良いんですねぇ

大木の桜が二本並んでいて 一つはシロタエ(白妙)↑

お隣のもう一つはアマヤドリ(雨宿)↑ ↓と名札が付いていますが 

どちらも
同じ花に見えるのは私だけでしょうか

ほとんど白色の八重咲きの花で どちらも染井吉野が咲いている時
ほぼ同時期に咲き始め今も 雨風で痛んだ花が残っています

木が高過ぎて花が遠い~ので うまく撮れませんが
長くなったので今日はこの位にしておきましょうか