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せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

箱根ウツギと梅花ウツギ

2011-06-04 23:31:41 | 

我が家のハコネウツギ(箱根空木)高枝切り鋏でやっと届くくらい


大きく木が何本有るの?と思うほどの大木ですが


これでも列記とした挿し木苗から育ったもの


枝を戴いたとき「箱根空木」と聞いているのでしたが


ニシキウツギ(二色空木)と言う花木があり


凄く似ていて殆ど区別がつかないと…
箱根空木は海岸に多く 二色空木は山地に多いそうです。


しかし長年これは箱根ウツギと思ってきたので  区別が付かないのなら…そのままにして置きます
ピンクのタニウツギがすっかり散り 木は丸坊主にしてから  ようやく咲き始めるハコネウツギ ピンク一色の

タニウツギと違って
ツボミが開いたら白い花で徐々にピンクになり赤くなって終りなので
一枝に三色の花が咲く 賑やかな花木です

                     

こちらは純白で清楚な感じのする花を咲かせるバイカウツギ(梅花空木)


花には芳香があり魅力的


日本ではニッコウバイカウツギやシコクウツギなどの野生種が自生しているそうですが


広く栽培されているものは芳香の強い「ベル・エトワール」などの


ヨーロッパで改良されたセイヨウバイカウツギの品種群が多いと


ウチでも植えてありますが咲いている様子がありませんので


今回は今ようやく開花したモノだけ
基本は 花びらは4枚だそうですが 同じ木で一重咲きの花と少し八重咲きに


なっている花や 完全に八重咲きだったり…不思議です
この木も やはり挿し木苗から育って伸び過ぎています

 

 


木の花4種黒花蝋梅と…

2011-06-03 23:19:55 | 

クロバナロウバイ(黒花蝋梅)


普通に知られているロウバイ(蝋梅)は 冬に咲く


その名の通り蝋細工の様な黄色い香りの良い花木ですが


このクロバナロウバイは初夏に花を咲かせます。


花色はワインレッド   シックで大人の雰囲気を醸しだしていますので


お茶花が大事な友人たちに人気があります

 
しかし何度も挿し木してみましたが成功した事はアリマセン


ニワフジ(庭藤)が咲き始めたので山をひと回りしてみましたが


この花は里の方が開花は早い様で 山はこれから…といった風情でした


木の高さが低く房になって咲く花が綺麗なので


垣根の根元に植えられていたりして丈夫な花木だと思いますが


これの真っ白な花のを 何度貰ってもウチでは植え着きません


白いニワフジの方は余り見かけないのは気難しいのかしら


シジミバナ(蜆花)別名 ハゼバナ コゴメバナ


挿し木が着いてから何年か経って 毎年花を着けますが


親元の木がすっかり咲き終わってしまってから ようやく  咲いている我が家のシジミバナ です
遅くても 全然咲かないよりはマシと眺めています


ユキヤナギやコデマリ等の仲間ですが 花は白色の八重咲きで  径1cmほどの小さな花


落葉小低木と言って貰いましたがネットで見ると 2~3mにも生りそうな大きな木のシジミバナも在る様です


エゴの木の白い花を5月26日にUPしていましたが 山でも街中でも


エゴの木は白い花ばかりなので 珍しく薄紅色のを


見たので 貼ってみました


ジャーマンアイリス

2011-06-02 23:36:46 | 

まるでジャーマンアイリスの様なイチハツを貰って植えていますが


この頃何年も 花を全然着けてくれません


イチハツ(一初)とはアヤメ類の中で一番早く咲き出すので

 
この名前になったらしいですが そこでジャーマンアイリスを


撮りUPする事に


ジャーマンアイリスはアヤメ科の多年性草花

 
「いずれがあやめかきつばた」という言葉が有る様に 区別の難しい


アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの違いを ごく簡単に言えば

 
花びらの基のところに


花菖蒲は黄色 カキツバタは白 アヤメは網目状の模様が其々有る事で


区別できるそうです       それに

 


黄色の花には、キショウブ(黄菖蒲)とダッチアイリスもあるそうです


また、サトイモ科のショウブ(菖蒲)は アヤメ科ではありませんが


その葉姿がアヤメに似ている事や 古い時代「あやめ」や「あやめ草」と


呼ばれていた事もあって 昔からしばしば混同されて来ました。


ここまで書いて・・・       ややこしいので 品種名は明記せず

 
撮った色々な花を貼って置くだけに致します   (笑)


西洋石楠花とツツジ

2011-06-01 23:00:35 | 

今頃  と思う程 遅い開花の西洋石楠花が咲いています


公園や友達のや 色々咲いてきて 最後に我が家の紫色の開花を


待っていましたが 待つ程の綺麗な花でも無いんです


しかし折角咲いたので彩りとして貼ってみました。


裏に植えているのに  大きく生り過ぎて思い切って伐ったので


今年は 大して花数が有りませんでした


大輪の真っ赤な花の石楠花は いつも遅いなぁと思っていますが


今年は特に 天気も  悪い日が多く いつまでも寒いので


一段と遅い気がしていましたが 5月19日に  先に咲いた石楠花を


UPした時にも書きましたが 昨年の記録を見ると6月8日でしたから


たいして違わない  時期でしたので

 
私の気持ちが  焦っていたのでしょう  (笑)


そしてこちらは この辺りの山に自生しているツツジです


咲く場所によって いくらか濃い 薄い の違いは有っても  皆 オレンジ色の花で早い内から咲き

 
今でも未だ ツボミの木もある程 花期は長いですが


私はいい   加減に見ているので 早く咲く木と  遅くなってから  咲く木が有るのかも知れません


ヤマタツナミソウと…

2011-05-31 23:48:56 | 

ヤマタツナミソウ


タツナミソウは既にUPしていますが我が家でヤマタツナミソウが


咲き始めたので 折角UPするなら山の自生地で撮りたいと


台風一過 青空が広がった今朝 行ってみました。


やはり山では 我が家より一歩遅い開花らしく


未だツボミが多くて 良~く捜してポツリポツリと  見つかる程度 しかしヤマタツナミソウの群生は
衰える事も無く むしろ少しずつ増えている様子で
山野草の盗掘が多いと嘆かれるなか 悪い人に  見つかりません様に…と祈るばかりです


街中で咲くタツナミソウも可愛いけれど


山で咲くこの花は葉が薄く姿もすらっとして


爽やかな感じが 大好きな花のひとつなのです。


我が家は山に近い所為もありウチで自生しているのも  少しずつ増えています


モチロン友達から戴いた不通のタツナミソウも


白い花の方も 僅かずつですが増えてくれて


大切にしています 狭い庭で生存競争に負けない様に(笑)


小さい花の咲いてるのを捜していたらエビネも木の下で


こっそり咲いていました。


山では随分前から咲き乱れていたシャガが日陰の場所では


まだ綺麗に咲いています
良く見れば中々綺麗な花なのに そこら中に咲いているので
有り難味が無いせいか関心が薄いのです


山の大きな木の下で 緑のまん丸い塊が散らばっていて


近づいて見たら苔でしたが なんか可愛い感じデス(笑)


こんな風に球っころになって生えているのを初めて見たのです
この一つひとつが広がって一面に緑色の苔に生るのでしょうか?

 


芍薬と紫蘭

2011-05-30 22:09:41 | 

シャクヤク(芍薬)

芍薬の花の形は一重咲き 八重咲き 翁咲き などが有り  色も様々ありますが


真っ白の芍薬の苗を買って 初めて  花が咲いたので芍薬をUPします


天気が良ければ友達の所を巡って

 
色々な芍薬を  UP出来るのに と思いながら

 
花の咲いている時期も 限られている事なので


取り敢えず手元で 撮れたモノだけでもとUPしました。


牡丹に似た花ですが 芍薬の方が気軽に切り花にも使えて


花持ちも多少 良い気がします 


モチロン 牡丹は豪華で香りも高く それはそれで


大切に育ててはいますが


芍薬は草なので 枯れて地上部が無くなるので  植えた場所を踏まないように…位は 注意していますが


雪で折れる心配も無いのが 雪国  では楽~に感じています。

シラン(紫蘭)

花色は 主に濃いめの赤紫ですが 花が白い白花シランや


リップの先端を ほんのりピンクに染めた 口紅シラン  葉の縁に斑が入る 覆輪シランなどが一般的です。


このごろは育種家によって 新しい花作りが行われていて
最近 全体に青紫色を帯びた青花シランや 舌弁が3枚になった


通常のシランより濃色の 変化咲きの珍しい三蝶咲きシランや


純白三蝶咲きシランなどの 存在を知りました。  青紫色とは魅力的~~と捜してみましたが
画像では薄紫で 魅力が伝わり難い様子


それより 途中で見つけた青花蛍袋に 今   凄く惹かれていますが


友達が以前 青花蛍袋を一年で枯らして居る事もあり  誰でも丈夫で 放って置いても増えると言うシランが


混み合った庭では 徐々に減りつつある  我が家では


こちらの方を 何とか解決するのが先決の様デス

 


クレマチス

2011-05-29 23:25:49 | 

花びらの多い種類ですと ツボミが出来て膨らんでから


花びらが開き始め


すっかり咲ききるまで 日にちが掛かるので


随分 花期が長く楽しめて チョッとお得な気がします 


割と新しく入手した種類が多く 前からずっと居るのは


一番濃い紫色の一重咲きで


真っ白の大輪のは 二年か三年前に 植えた事も無い場所から


知らぬ間に伸びて育ち 椿の木やムクゲに巻きついて


今年は又沢山の花が咲いてくれましたが


ムクゲも花を着けて欲しいので チョッと困った状態です。


薄紫の種類がムベと競争して負け消えてしまったり


本当は宿根草なので 上手に管理出来ていれば

               (ちなみに ↑ 未だ咲いている椿(都鳥)と並べて撮ってみました(笑))


何年でも毎年花数を増やして 咲いてくれる筈ですが


どうも管理が下手な所為で 買って何年かで


枯れてしまう事が多い様な気がします


赤い小振りの花のクレマチスが有りますが


植える場所が悪く日当たりの所為か今年はまだ花を着けていません


蔓は延びて葉も出ていますが この侭では先細りの感じ
如何したものか… 
取り敢えず 咲いているクレマチスを貼りました


オダマキ(苧環)

2011-05-28 22:40:16 | 

オダマキ(苧環)別名イトクリソウ(糸繰草)


オダマキは園芸種で ミヤマオダマキを元に改良した品種で


ヤマオダマキ カナダオダマキ 西洋オダマキ等色々ありますが


我が家のオダマキは何年か前までは 勝手に種がこぼれて


至る所に発芽して殖えてしまい 抜き捨てていた程でしたが

ここ数年は 消えてしまう一方で 


特に一般的なミヤマオダマキは すっかり消えてしまいましたので


友達から種を貰って撒いていますが 発芽するのも侭ならず


大して珍しいモノもアリマセンが   一応貼ってみました


無くなってみると 何とか咲かせたいな~んて    勝手なもので


昨年色々な色のオダマキの種を撒き 育ってツボミが出来て


開花を楽しみにしていましたら 殆どが濃い紫でエェ~ッ


しかし中には凄い濃い色の花や 八重咲きの花もあって


チョッと嬉しい~


距がとても長~~い 黄色のオダマキは種も苗も戴いたのに


発芽しなかったどころか 苗も枯れて消えてしまい残念で


下さった人に申し訳なくて…

 
種蒔きは5~6月と言う事で また今年も再挑戦しようと

 
種が出来るのを 待っているところです


大切にすると枯らしてしまい 邪険に扱うと殖える事って


我が家では良くある事なんですけどネ


それにしてもオダマキって 静御前の歌にも詠まれている程


古~くから居たのですねぇ 凄~い


木の花3種 ニセアカシアと…

2011-05-26 18:49:18 | 

ニセアカシア (マメ科ハリエンジュ属)


ニセアカシアが咲きました 強い芳香の白い蝶形の花を


10~15cm程の房状に大量に咲かせます


花は綺麗ですが 強い香りは…私は余り好みではアリマセン


前に花を天ぷらにして食べると聞き 試した事が有りますが


食べられると言うだけで 美味しいと言う程では無かった様な…


葉 果実 樹皮には毒性があり 樹皮を食べた馬が


中毒症状を起こした例があるそうですから
新芽は おひたしや胡麻和えにして食べられると言われていますが
花以外には毒が有るので 食用にする事は薦められません


明治の頃に日本に輸入された当初は このニセアカシア
アカシアと呼んでいたそうで 後に本来のアカシア(ネムノキ科アカシア属)の
仲間が輸入されて区別する為にニセアカシアと呼ぶ様になりましたが


今でも混同される事が多く
有名な歌など 殆どコチラをアカシア 歌っているそうです
種が落ちてよく発芽して とても大きい木になり発芽も凄まじいし抜くのもひと苦労
でも花から上質な蜂蜜が採れ 有用な蜜源植物なのだそうです


アカシアの仲間には春に黄色いまん丸の球状の花の
フサアカシア(フランスのミモザ祭に使われる種類)や
鮮やかな黄色がとても春らしいギンヨウアカシア 花期は5~6月の
アカシア属のモリシマアカシアは白い花ですが 花はやはりまん丸の球状です


エゴノキ  別名チシャノキ、ロクロギ


実の味がエグイ為の名前 別名のチシャノキは 実の成り方を
動物の乳に見立てて 乳成り(チナリ)ノキから転化したとされています
ロクロギは 傘の柄に使われた為だそうです


雑木林の林縁部に普通に生えていますが 陽樹なので 
暗い林内では発芽 更新しないそうです??
自然樹形でも 幹が途中で大きく曲がったり癖のある樹形になる事が多いとか

白い清楚な花が枝いっぱいにぶら下がって咲くので山で見かけるのが楽しみです
もちろん我が家でもすくすく育って華やかに咲いています


果実は卵球形の核果で灰白色 10月ころ熟すと果皮は裂けて種子が落ち
種子の大部分は胚乳で この種子をヤマガラが好むそうですが

一旦、地中に埋めてから食べるって 凄~~い この他カケス、カラス、キジ、
キジバト、コジュケイ、シメ、ヒヨドリ、ヤマドリ
が食べると言うので
コロコロの可愛い実 鳥には人気の実なんですね~


キソケイ(黄素馨)モクセイ科ソケイ属


ソケイ(素馨)というのは ジャスミンの事ですが


黄色の花が咲くので黄素馨です でもキソケイには余り香りが無い様ですが


良い香りデスと売っている店も有り 私だけが匂わないのかしら  


5~7月咲き 花径3cmまで 関東地方までで寒地には向かないと書かれていましたが


此処  石川県は相当寒いところですが  地植えで全然大丈夫デス
半日影から日当たり地まで排水の良い場所へ植えると良いみたい


我が家のキソケイ元々は挿し木からで現在樹高2,5m程で幹は根元で10cm位です
  


ヤマボウシとハナミズキ

2011-05-25 22:58:34 | 

ヤマボウシが 我が家でもようやく白く色着いてきました
オオデマリの時も言いましたが 私が 花が咲いたって思うのは


花びらの様なモノが白くなって綺麗ねぇと感じた時ですが


花の様なモノは 随分前から着いていて

 
(花は 本来の花びらではなく 総苞片と呼ばれる花の付け根の葉ですが)


最初は葉と同じみどり色で目立たず 段々に  大きく白くなって 花が咲いた様になるので

まだ小さく緑色のを見つけると 今年も花を着けてくれたと嬉しく待ちます。


ハナミズキは 別名アメリカヤマボウシと言うくらいで近縁種なので


一緒に  UPしようと    思っていたのですが


5月も上旬に  撮ったので 花期には大分ひらきが有りますねぇ


どちらかと言うとハナミズキの方が 花びらもしっかり厚みが有り庭木や


街路樹にも使われていて 丈夫そうに思えますが 深刻な病害である


ハナミズキ炭疽病に抵抗性があるヤマボウシや ハナミズキのヤマボウシ交配品種を


代用に使われたりすると言うので 優しい感じのヤマボウシですが

 
流石に 山で沢山の自生が見られるだけの事はあります。


我が家の ハナミズキもヤマボウシも 種を撒いて発芽し育った木なのですが ヤマボウシはもう

届かない程大きくなってしまい  高枝伐りハサミでやっと届く枝と格闘して切り花にしました。


木の花は 一年草の花と違って


毎年 花を着けてくれて 楽だわぁ~と油断していると成長が以外に早くて 格闘するハメになる事もしばしば。
届く内に伐っておかないと…と このところ毎日の様に  ノコギリとハサミで頑張っています …    (笑)