日本の電波時計を海外に持っていくと・・・？

２年前に約１か月間、オーストラリアに留学した娘が、「時計の時刻が勝手に変わって初日に遅刻した！」と言っていたことがあった。その時に思ったのは、その時計が持って行った電波時計であったので、日本の時刻に自動で合ってしまったのではないか？ということ。

昨日、米国駐在者と話していたら、「日本製の電波時計が家（東海岸；ニュージャージー州）にあるが、時刻合わせできない。西海岸に居た時は、勝手に日本時間に合ってしまうことがあった。」とのこと。

日本の電波時計は、福島と福岡から40KHzと60KHzでそれぞれ送信された電波で時刻が合う。

この周波数はラジオ放送の中波帯よりも低い「長波帯」だ。長波の電波は地球の表面を這うように飛ぶ性質があるので見通し距離の外の遠くまで飛ぶことがある。日本国内を二つの送信所でカバーしているくらいなので、それほど遠くまで届くことを通常の使用では想定していないのだと思うが、電波伝搬の状態によっては、オーストラリアや米国西海岸までとどいて時計を日本時間に合わせてしまうこともあるのかもしれない。

真相は不明・・・

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