佐小国研
10月22日(木)
いよいよ、佐小国研当日となりました。
朝早くから大勢の参加者が来校され、運動場も車でいっぱいです。
授業が始まりました。
このクラスでは、「せつめい名人」になるための伝え方を考えて、グループで司会を立てて話し合いました。
そして、それぞれのグループが考えた方法を発表しました。
大勢の参観者に囲まれながら、しっかりひとり学びをする子どもたち。
黙々と鉛筆の動く音だけが響く時間が流れます。
こうした時間が終わると、グループで子どもたちが話し合う時間が始まります。
このクラスが取り入れていた「司会型」の授業。
飛び入り授業の先生が、子どもたちの実態に合わせ、そのよさを生かした授業をされていました。
このクラスでは、授業者の先生のクラスの子どもたちと、授業を通した交流を仕組まれました。
大志の子どもたちは、大好きな「曳山のすごさを教えよう」と、メモしたことを文につなぐ工夫を考えて発表しあいました。
このクラスでは、提案書を書くための考えを、グループごとに整理・分類する思考を共有するために、付箋紙メモを使って授業が進められました。
このような授業が、全てのクラスで行われた後、子どもたちは下校となりました。
そして、大会の主題である「愉しみながら習得し活用する効果的な国語授業の工夫」について、授業者と参観者が一緒になって話し合う分科会が持たれました。
昼食時間に、大志小5、6年児童による「曳山囃子」のアトラクションが行われました。
子どもたちの素晴らしい演奏と、元気な唐津くんちについての説明に、会場いっぱいの大きな拍手が送られました。
授業やアトラクションで生き生きとした姿を見せた大志小の子どもたちや、この大会を支え準備してきた先生たち、そして、当日運営のお手伝いを笑顔いっぱいでしていただいたPTAの皆さんに、たくさんの方々からお褒めの言葉や感謝の言葉をいただきました。
この研究大会を引き受けることはとても大変なことでしたが、それ以上に得るものが大きかった、引き受けてよかったと感じています。
そして、ここで私たちが学んだことは、きっと子どもたちのよりよい学びの姿となっていくことと信じて、ここがゴールでなく、ここから次のスタートだと気を引き締めたところです。