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大志小ブログへようこそ!!
学校や子どもたちの活動の様子を日々更新していきます。お楽しみに!!

佐小国研

2015-10-22 | 日記

10月22日(木)

 

いよいよ、佐小国研当日となりました。

朝早くから大勢の参加者が来校され、運動場も車でいっぱいです。

 

授業が始まりました。

 

 

このクラスでは、「せつめい名人」になるための伝え方を考えて、グループで司会を立てて話し合いました。

 

 

そして、それぞれのグループが考えた方法を発表しました。

 

 

大勢の参観者に囲まれながら、しっかりひとり学びをする子どもたち。

 

 

黙々と鉛筆の動く音だけが響く時間が流れます。

 

 

こうした時間が終わると、グループで子どもたちが話し合う時間が始まります。

 

このクラスが取り入れていた「司会型」の授業。

飛び入り授業の先生が、子どもたちの実態に合わせ、そのよさを生かした授業をされていました。

 

 

このクラスでは、授業者の先生のクラスの子どもたちと、授業を通した交流を仕組まれました。

大志の子どもたちは、大好きな「曳山のすごさを教えよう」と、メモしたことを文につなぐ工夫を考えて発表しあいました。

 

 

このクラスでは、提案書を書くための考えを、グループごとに整理・分類する思考を共有するために、付箋紙メモを使って授業が進められました。

 

 

このような授業が、全てのクラスで行われた後、子どもたちは下校となりました。

そして、大会の主題である「愉しみながら習得し活用する効果的な国語授業の工夫」について、授業者と参観者が一緒になって話し合う分科会が持たれました。

 

 

昼食時間に、大志小5、6年児童による「曳山囃子」のアトラクションが行われました。

 

 

子どもたちの素晴らしい演奏と、元気な唐津くんちについての説明に、会場いっぱいの大きな拍手が送られました。

 

授業やアトラクションで生き生きとした姿を見せた大志小の子どもたちや、この大会を支え準備してきた先生たち、そして、当日運営のお手伝いを笑顔いっぱいでしていただいたPTAの皆さんに、たくさんの方々からお褒めの言葉や感謝の言葉をいただきました。

 

 

この研究大会を引き受けることはとても大変なことでしたが、それ以上に得るものが大きかった、引き受けてよかったと感じています。

そして、ここで私たちが学んだことは、きっと子どもたちのよりよい学びの姿となっていくことと信じて、ここがゴールでなく、ここから次のスタートだと気を引き締めたところです。

 


佐小国研前日

2015-10-21 | 日記

10月21日(水)

 

佐小国研とは、佐賀県小学校国語教育研究大会のこと。

昭和36年に第1回大会が開催されて以来54年目、半世紀以上の歴史を重ねる、まさに佐賀県の国語教育をリードしてきた大会です。

開催された当初は年3回、県内各地区で支部を結成することを目的として開催されていたそうです。

唐津では、昭和37年第5回大会が木小学校、そして、昭和39年第10回大会が、大志小の前身、志道小学校で開催されています。

現在では、2年に一度の大会となり、第31回大会が、この大志小学校で開催されることになりました。

 

これまで、受け入れ準備を進めてきた本校の先生たちも、授業者の先生が行われている授業をうまくつないで、最後の調整といったところでしょうか。

 

 

2F多目的ホールでは、2年生がペアで説明をし合っていました。

 

 

6年教室では、子どもたち同士で漢字の学習を進めていました。

 

 

先生は一歩引いて、子どもたちだけで落ち着いて学習を進められる雰囲気ができているところがいいですね。

 

私たち級外の職員は、これから校舎内の環境整備をチェックしたり、体育館の全体会会場にシートを敷いたりと、それぞれの役割分担があります。

夜は、PTAのボランティアの皆さんに集まっていただき、当日の仕事の打合会が開かれます。

40名近くの皆さんにご協力いただけるということで、本当にありがたい限りです。

子どもたちも、きっと頑張ってくれることでしょう。

明日がいい1日になりますように!

 


ひとり学び

2015-10-16 | 日記

10月16日(金)

 

2年生の国語の時間です。

 

こちらのクラスでは、「あったらいいな、こんなもの」を考えて、発明品の発表会をします。

子どもたちは、「ひとりでタイム」の間、じっくりとワークシートに沿って考えることができました。

 

 

「このロケットは何?」

とたずねると、

「イライラした気持ちの人の所に飛んでいって、このロケットがとまるとイライラが治るよ」

と答えてくれました。

 

 

材料を入れて、チンすると、5分間でお料理が出てくる電子レンジ。

何でも見える目を持つロボット。

子どもらしい発想豊かな発明品がいくつもあって、ひとりひとりの発表を聞いてみたいですね。

 

こちらのクラスでは、「お話の作者になろう」という学習です。

電子黒板に映っている絵を見ながら、話のはじめと終わりの部分を聞きました。

そして、「ひとりでタイム」の時間に、「なか」の部分をじっくりと考えました。

 

 

ワークシートには、「なか」の部分に書くお話を、まず、3つの場面に分けて1文ずつで書くようになっていました。

「わにがおそってきいます」⇒「道にまよいます」⇒「とんぼに出会います」

のように書けてから、実際に本文を書いていくのです。

 

 

どちらのクラスも、ワークシートを活用して、「ひとりでタイム」でしっかり考え書かせることで、中身の濃い1時間の授業になっていました。

 

子どもたちは、成長の過程で、さまざまな場面、さまざまな課題に出会います。

そしてその多くの場合、出会った場面や課題を、ひとりで乗り越えなければなりません。

人の考えに頼るのでなく、まず自分でしっかりと考え、それを表現できる力を身に付けることが大事なのだという考えから、大志小学校では、ひとり学びの時間を大事にしているのです。

 


8の字とびに挑戦!

2015-10-15 | 日記

10月15日(木)

 

「はいっ!はいっ!」

体育館から、元気なかけ声が聞こえてきます。

行ってみると、4年生が、体育の授業で長なわとびに挑戦していました。

 

 

長なわとびにもいろいろな跳び方がありますが、いま子どもたちが挑戦しているのは「8の字とび」です。

 

 

1グループ十数人の子どもたちが、回っているなわを次々に跳んでいきます。

そして、3分間で何人が跳べたかを競い合うのです。

 

 

「はいっ!はいっ!」

とかけ声を出しているグループほど、回し手も跳び手も、みんなの気持ちが1つになって、回数がどんどん増えていました。

 

 

すごいジャンプ!

 

 

100回を超えたチームが、いくつも出てきたようです。

 

この取り組みは、佐賀県教育委員会が推進している「さがんキッズ体力アップ~スポーツチャレンジ」のひとつで、今年は大志小が学校ぐるみで挑戦し、体力アップを図ろうと頑張っているのです。

どんな取り組みかは、下のホームページも参考にしてね!

https://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1018/ik-houisn-kouhou/_73567/sports.html

 

 


3枚の写真

2015-10-14 | 日記

10月14日(水)

 

秋を感じる写真を3枚、紹介します。

 

1枚目はこれ。

朝、登校してきた男の子が、

「先生に見せる!」

と言って手にしていたものは・・・

 

 

懐かしい!

あけびです。

私が小学生の頃は、今の唐津南高の裏あたりの山に行くと、よくなっていたものです。

熟れると実が割れて、黒いたねのまわりに白いどろっとしたものがついていて、それを食べてたねを捨てていたことを覚えています。

 

2枚目です。

中学生になった大志小の卒業生が、先生と一緒に持ってきて、玄関に貼ってくれました。

 

 

10日あまり後の10月25日(日)、第一中学校「文化発表会」のポスターです。

この日は、唐津特別支援学校でも文化祭も開かれるので、私は2校はしごして見て回る予定にしています。

先日、会議で第一中学校に行ってきたのですが、音楽室から元気な歌声が響いてきていました。

クラスごとの合唱コンクールの練習に熱が入っているのだと、中学校の校長先生から話を聞きました。

楽しみですね。

 

3枚目は、これです。

能楽師、多久島利之さんのお宅に作られている、能の稽古場「多久島舞台」です。

こんな場所が、大志小学校のすぐそばにあったということを、これまで知りませんでした。

 

 

この日は、利之さんの長女でやはり能楽師の多久島法子さんがお出でになり、3年生の子どもたちも一緒に学習する能楽教室のポスターとなる写真撮影のために、ここを訪れたのでした。

夏の「城内夏祭り」の時にもお見えになっていた、多久島法子さんは、九州でただ一人の若手女性能楽師です。

将来的にはおそらく人間国宝の一人になられるような方だと思います。

このような方から能の魅力を教えてもらえる子どもたちも幸せですね。

 

芸術の秋、文化の秋・・・。

今日は、秋を感じる3つのお話でした。