5月23日(土)
先日の参観日・PTA総会には、多くの皆さんにお出でいただき、ありがとうございました。
ところで、2F多目的ホールの掲示物コーナーは、お気づきになったでしょうか?
国語を中心とした指導法の研究を進めている大志小のことを、多くの保護者の皆さんに知っていただくため、そして何より、子どもたちに、友だちや上級生の学習成果物を見てもらうことで、みんなここまで頑張っていることを知り、いろいろな学び方があることに興味・関心を持ってもらうためでもあります。
コーナーには、昨年度の子どもたちの作品が、学年ごとに仕切られ掲示されています。
1年生。
「いきもののみつけかた」を3文で紹介する作文を書きました。
「だから・・・・・・をさがすと見つけることができます」という3つめの文につながる2つめの文を、1年生でも上手に書けるようになりました。
2年生。
「せつめい書」の書き方を学び、実際に自分でも説明書を書きました。
次の作文は、「おもちゃの作り方」の説明書です。
順序を表すつなぎことばと絵を上手に使うことで、分かりやすい説明書を書き上げることができました。
3年生。
「説明名人になろう」で学んだことを、読書感想文にも生かしました。
「はじめ」「中」「終わり」の3つに分けて書くことや、書く順序をしっかりと意識して書けるようになっています。
4年生。
国語で身に付けた力を、社会科の学習に活用した作品です。
書きたいことを最初に整理して、段落ごとにまとめたり、具体的な数字を取り上げることで分かりやすく伝えたりする工夫が見られます。
5年生。
お薦めの本の紹介を、「ブックスタンド」作りを通して行いました。
表裏で1つの作品になっていて、円く切り抜かれたところには、本を立てるようになっています。
キャッチコピー、あらすじ、魅力的な場面やお薦めの一文の紹介、そして、お薦め文と、物語文を読み取ってまとめるさまざまな技法が集約された作品になっています。
6年生。
「唐津のじまん!」を伝えたミニ壁新聞。
タイトル、見出し、リード文、本文といった、5年生で学んだ力を生かし、絵や写真も効果的に使いながら、分かりやすく伝える工夫がいっぱいの作品ばかりです。
見る方も、思わず引き込まれてしまいます。
それに、子どもたちが楽しんで新聞づくりに取り組んだことも伝わってきます。
こうした昨年度の子どもたちの学習がベースとなって、今年度はもう1段、ステップアップした子どもたちの学びの姿を見ることができるに違いないと、楽しみにしているところです。