1月21日(土)
2年生の国語では、「詩」を作る授業が始まっています。
手元には、ワークシートのほか、子どもたちが選んで読んだ児童詩の本も置いてあります。
このクラスでは、いくつもの児童詩の作品を読んで、「自分もこんな詩を書いてみたい」という思いを持たせてから学習が始まっていました。
今日は、自分の心に強く残ったことなどから、何に詩にするか考えて、題を決める時間でした。
どんなところが心に残って書きたいと思ったのか、考えを紹介し合ったり、友だちから意見でアイデアを広げたりしました。
一人一人の決まった題をみんなに紹介しました。
1時間のふり返りをして、次の時間の見通しを持ちました。
このあと、さらにいろいろな児童詩の参考作品を読み、そこで使われている「わざ」を勉強し、その「わざ」を使って自分の詩を作っていくことになります。
こちらのクラスでは、別のアプローチで授業が展開されていました。
詩と日記を比べて読むことで、「わくわく」「どきどき」がよく伝わるのはどちらかを考え、子どもたちから「詩を書いてみたい」という思いを引き出すことを大事にしてから、詩を作る学習を進めようという授業です。
グループタイムになりました。
詩と日記、それぞれのよさを出し合いました。
詩には詩の、日記のような文章には文章の「わくわく」「どきどき」をうまく伝える表現様式のよさはあります。
しかし、短くストレートに伝わってくるのは日記より詩の方なので、子どもたちはきっと詩を書きたいと思うだろうという教師の読みがありました。
予想通り、子どもたちは、詩を書く方を選びました。
詩には詩、日記には日記のよさがあることを押さえたうえで、これから「わくわく」「どきどき」をうまく伝えられるように学習を進め、詩を作っていこうと、学習の見通しを持つことができました。
この授業の続きは、公開授業研究会として、1月25日(水)午後に行われ、県内から20名近くの先生たちも参加されます。
7月の3年生を皮切りに始まった国語の公開授業研究会。
10月に5年生、11月に1,4,6年生が行い、来週、この2年生で最後です。
全ての先生が授業を見せ合い意見をいただきながら自分たちの授業力を高めていくこのような取り組みを、大志小の先生たちは真摯に続けているのです。
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