10月30日(金)
低学年グループの勉強会が行われた昨日の夕方。
もう一つの勉強会も行われていました。
それは、絵画指導の勉強会。
子どもたちの描いたスケッチや読書感想画などの作品を、どうしたらよりよい作品に仕上げることができるかという、指導法を学ぶ勉強会です。
指導にあたっていただいたのは、現在西唐津中学校校長の牛丸先生です。
牛丸先生は、元々中学校美術の先生であり、長年美術部の指導をされていました。
また、日本画家としても著名で、一昨年度は、名護屋城博物館で韓国の画家との二人展を開かれたり、教育講演活動をしたりと、幅広く活躍しておられます。
絵画指導で最も先生たちが悩むところが、どこまで、どのように仕上げの指導を行うかというところです。
牛丸先生は、
「芸術家養成ではないのだから、先生たちは指導をすることで、子どもの作品が個性を無くすのではないかと恐れてはいけない。いろいろな技法を体験させたり、『こうすると、ほら、もっと良くなっただろう』と、ちょっとアドバイスをすることで、絵を描くことが楽しいと感じさせたりすることが大事なんですよ」
と話しながら、担任の先生たちが持ち寄った子どもたちの作品一つ一つに、丁寧なご指導をしていただきました。
「大志小の先生たちは、とても熱心だし、絵画指導の力量も高い方が多い。子どもたちは幸せですね」
と、牛丸先生はおっしゃいました。
1階では、低学年グループの授業後の勉強会、2階では絵画指導の勉強会。
2つの勉強会を梯子する先生もいました。
佐小国研が終わっても、気を抜くことなく、さらに研修を深める先生たちを頼もしく感じる1日でありました。
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