2月9日(木)
1週間前の参観日。
3年生は、北城内にある埋門ノ館へ親子で出かけていきました。
目的は、唐津に伝わる伝統文化「能」の体験学習をするためです。
能の里づくりを進める野田先生らのご尽力により、昨年度から大志小3年生が、社会科の授業の一環として、「能楽教室」を受講しているのです。
野田先生のレクチャーに続いて、能舞台で歌う謡曲を練習されているメンバーの方々によるお謡いを聴きました。
今日の講師は、大志校区にゆかりのある観世流能楽師、多久島法子先生です。
同じ能楽師をされているお父さんが大志校区の御出身。
お父さんと親子二代の能楽師えす。
多久島先生は、能の歴史、能の所作、能面の意味など、分かりやすく説明してくださいました。
この能面は、最もポピュラーなもので、女性の喜怒哀楽が最も表現されやすい「小面(こおもて)」と呼ばれるものです。
そのほか、怨霊を表す「般若(はんにゃ)面」なども見せていただきました。
解説資料を見ながら、子どもたちはしっかりと多久島先生のお話を聞きました。
お話が終わると、能面づくりの活動に移りました。
多久島先生のアドバイスを受けながら、親子で能面づくりです。
自分のイメージした模様を描き込みながら、色鉛筆で色を付けました。
色塗りも進んできました。
出来上がり!
髪の毛をつけるところは、お母さんに手伝ってもらいました。
個性的ないろいろな表情があります。
能についてしっかり体験的に学習できた「能楽教室」。
唐津に息づく文化について、子どもたちはまた一つ学習を深めることができました。
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