6月20日(土)
遅くなりましたが、6年生の修学旅行のスナップを紹介します。
6月4日(木)、2台の貸切バスに分乗し、高速道路を走って長崎へと向かいました。
途中、大村湾SAで、トイレ休憩。
絶好の行楽日和でした。
長崎に着きました。
まず、原爆資料館の見学です。
学習ノートを手に、決められた時間いっぱい、メモを取りながら展示物を見て回りました。
多くの修学旅行生や外国人観光客が次々に訪れる中で、子どもたちは、しっかり学習を続けます。
原子爆弾投下後、時間の経過とともに町の様子がどう変わっていったかを表した地図や写真。
驚きとともに見入ってしまいました。
資料館を出たところに、当時の地層を見学できる場所があります。
20年前、この資料館の建て替え工事があった際に出てきた地層で、当時の被爆した焼き物やガラス製品などが、土に埋もれたままの姿で見ることができました。
平和公園に着きました。
毎年必ず6年生が行う、長崎での平和集会です。
大志小431名のみんなの願いが込められた千羽鶴を、慰霊碑の前に捧げました。
そして、平和の誓いと歌を、しっかりと届けることができました。
お昼の時間になりました。
バイキングスタイルの店で、食事をしました。
自分の好きなものを、好きなだけ食べられるので、子どもたちにとっても好評でした。
みんなで仲良く食事です。
午後は、長崎での被爆体験を語り伝えておられる語り部の会の方から、当時の話を聞くことができました。
今年は、終戦した昭和20(1945)年から数えて、ちょうど70年目になります。
いつまでも直接体験した方たちから体験談を聞くことはできなくなります。
20年後、30年後に、6年生の子どもたちがお父さんお母さんになっている頃には、
「お父さんが小学生の頃に聞いた話だけどね・・・」
と、きっと戦争のことを語り継いでいるに違いありません。
学習室で、これまでの学習をまとめたり、さらに調べたりする時間もありました。
浦上天主堂へも行きました。
爆心地から東北東500mに位置するこの教会には、当時多くの信徒が集まっておられ、その全員がなくなられたという記録が残っていました。
今の美しい天主堂と広がる青空の彼方に、そうした悲しい歴史があったのです。
1日目の長崎市内での活動を終え、ホテルに着きました。
ホテル代表の方に、子どもたちから「お世話になります」と挨拶をしました。
大浴場で今日1日の汗を流し、体操服に着替えた子どもたちは、夕食の時間となりました。
食事が進み、楽しい話題も弾みます。
中華にカレーにフルーツに。
お腹いっぱい食べました。
2日目。
朝食を食べて、活動開始。
今日は、班別の自由行動です。
前日とうって変わって、肌寒い雨模様の1日となりました。
眼鏡橋とチリンチリンアイスと紫陽花の花。
紫陽花は、雨の似合う長崎市の市花でもあります。
雨なので、チンチン電車もいつも以上の混雑です。
電車を乗り継いだり、歩いたりして、ゴール近くのグラバー園までたどり着きました。
家族や親戚、そして、自分へのおみやげも、お小遣いの範囲で計画的に買いました。
1泊2日の楽しい修学旅行になりました。
無事唐津に到着した、6年生の子どもたち。
8月の平和集会での発表をひとつの目標にして、これからさらに平和についての学びを深めていきます。