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ぴょんきち参上!

2015-06-12 | 日記

6月12日(金)

 

「うわっ!」

「すごい!」

「でかい!」

 

こんな声が子どもたちから聞かれるようなお友だちが、朝、学校にやって来ました。

 

 

見幅だけでも20cmは優に超える、手足を伸ばせば50cm級ではないかと思われるような、巨大ウシガエル。

持ってきていただいた長井さんによると、田舎の川で、ツガニ捕りのわなに入っていたものだそうで、子どもたちのために、今日1日だけの期限付きレンタルということでした。

 

名前は「ぴょんきち」くん。

さっそく、図書室の田中先生が図鑑を準備され、展示された事務室前は、ちょっとした博物館になりました。

 

 

興味を持った子どもたちが、次々に集まってきました。

 

 

生き物大好きな子どもたちは、最初、

「何ガエルかな?」

と言い合いました。

ウシガエルだと結論が出ると、次に、

「何ば食べるとかな?」

と図鑑を調べ始めました。

 

 

「わかった!」

「虫ば捕まえに行こう!」

と言って、外へと飛び出していった子どもたち。

 

しばらくして、ミミズやダンゴムシを手に、息せき切って戻ってきました。

 

 

「食べるかなあ?」

「カエルの跳びついてこんかな?」

「食いつかれんごて、そっとやらんば」

 

 

ミミズの次に、ダンゴムシも入りました。

 

 

ギャラリーが多かったのか、口に合わなかったのか、ぴょんきちくんは、残念ながら食べてくれませんでした。

しかし、子どもたちの好奇心を十分に満足させてくれました。

 

身近に自然とふれあう体験が少ない環境にいる子どもたちだけに、このようなふれあいが1日でも持てたことに感謝です。