珈琲もう一杯

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名曲42.愛が生まれた日

2008-07-04 00:30:52 | 名曲
藤谷美和子と大内義昭のデュオによる名曲。比較的若い男女が歌ったデュエットソングとしては、
日本歌謡曲史上に残る名曲といっていいでしょう。

もともとグループやデュオとしての活動を行っていなかった男性と女性によるデュオというのは、
その多くが演歌系の人々によるものだったでしょう。銀座の恋の物語のように。まあ何も、
「銀恋」にまでさかのぼる必要はないでしょうけど(笑)。演歌の雰囲気を持つ男女デュオが
主流だという一般的な風潮の中において、この愛が生まれた日は若い人同士が自然な感覚で歌える
デュエットソングとして忽然と登場したというイメージが僕にはあります。

この曲をカラオケで歌ったことのある方は、極めて多くおられるのではないでしょうか。
僕自身もそうですけど(笑)。ただ冒頭において僕は、比較的若い人が歌えるといった意味合いの
言葉を記しましたが、カラオケで歌われるといった状況においては、極めて演歌的なノリのケースも
多かったのは確かでしょう。職場の男性上司と女性部下が歌うというような。あるいは、
男性サラリーマンとカラオケバーのお姉ちゃんが歌うとか(笑)。

格調高い名曲シリーズとしては珍しく、下世話な話題が多くなりましたが(笑)、この曲自体は
非常にロマンティックないい歌だと思いますね。

       「君とだったら 生きて行ける」
            「君がいるなら それだけでいい」

この曲のオリジナルはもちろん藤谷・大内コンビなのですが、僕がひそかに気に入っているのは
酒井法子と中西圭三のデュオによるバージョンです。ネット巡りをしていて偶然にこの二人が歌う
動画を発見したのですが、非常にいい歌唱。それどころかむしろ僕に言わせれば、オリジナルよりも
いいなと…。中西圭三のボーカリストとしての能力は今さら語るまでもないでしょうが、
酒井法子が実にいい大人の歌手になっているなと感じまして。彼女のボーカリストとしての
能力も、間違いなく高いですよ。それこそ、外国のスタンダードナンバーや演歌を歌っても、
十分に聴かせてくれるでしょう。

今までの名曲シリーズとは若干毛色が違う紹介の仕方のような気もしますが、この曲も
十分に名曲だと思いますね。 
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