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私的感想:本/映画

映画や本の感想の個人的備忘録。ネタばれあり。

『雅歌』感想

2025-05-07 22:34:52 | 本(人文系)
想定した以上に、性を感じさせる内容だった。たぶん聖書の中では異色な作品なのだろう。


お誘いください、わたしを。
急ぎましょう、王様。
わたしをお部屋に伴ってください。 (1-4)


恋しい方はミルラの匂い袋
わたしの乳房のあいだで夜をすごす  (1-13)


あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ
右の腕でわたしを抱いてくださればよいのに  (2-6)


わたしの願いは
ぶどうの房のようなあなたの乳房
りんごの香りのようなあなたの息  (7-9)

などは性を感じさせて興味深い。



また3章は恋する女の切実な思いが伝わり胸に迫る。

求めても、あの人は見つかりません。
わたしが町をめぐる夜警に見つかりました。
「わたしの恋い慕う人を見かけましたか。」
彼らに別れるとすぐに
恋い慕う人が見つかりました。
つかまえました、もう離しません  (3-2~4)


あなたの恋人はどんなにいいひと
だれにもまして美しいおとめよ。
あなたの恋人はどんなにいいひと
こんな誓いをさせるとは。  (6-9)

前者には相手を恋い慕う思いの強さがみられるような気がする。そこからはつよい思いと恋する戸惑いが見えるようで面白い。
そしてそれらは戒律で矯正しない人間の生の姿を見るような気もした。


 『聖書(旧約聖書) 新共同訳』
 『聖書(新約聖書) 新共同訳』
 『創世記』
 『出エジプト記』
 『民数記』
 『申命記』
 『ヨシュア記』
 『士師記』
 『ルツ記』
 『サムエル記』
 『列王記』
 『歴代誌』
 『エズラ記』
 『ネヘミヤ記』
 『エステル記』
 『ヨブ記』
 『詩編』


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