dolce cantando

優しい気持ちで

アオダモからヒメシャラへ

2023-04-25 07:08:00 | 
注文していたヒメシャラが届きました。
その日の朝はこの辺りでは珍しく霧がかかっていて、空気がしっとり。
やってくるヒメシャラのために、枯れたアオダモを撤去。根も掘り出しました。
根腐れのようでした。大事にしすぎたかなあ。。。
幹はノコギリで半分の長さに切りました。
株元の斑はすっかりなくなってしまいましたが、上の方はまだ斑がきれい。

勿体ないので、何かに使おうと思います。

アオダモが取り除かれ、大きな穴がぽっかりと。


ここに木がなくてもそれはそれでスッキリして良いのかも、と思わないでもない。


頼んでいた穴掘り道具も届きました。
落ち葉もたっぷり準備。


そうしているとヒメシャラ到着。
荷を解いて、立てて見ます。
ぐるりと一周。
曲がり具合は思っていた通り。
穴に落ち葉をたっぷり入れてヒメシャラを据え付けて微調整。
これで良しとなって、落ち葉と炭を混ぜたものを元あった土と一緒にこれまたたっぷりと被せていきます。
こんな感じに。
そしてまた離れたり近付いたりあちこちから眺めて、、、

と、ふと気付いたのですが、大きなムカデ!
 
株元を持って作業していたのでかなり接近していたと思うのですが、気づきませんでした〜。
遠くから遥々やってきたのだろうけど、天国へ行っていただきました。

ヒメシャラ、今年は花は難しそうですが、元気に育ってほしいと思います。






アオダモは残念ながら、、、

2023-04-15 17:35:47 | 
去年6月頃から調子がおかしかったアオダモ。チリチリに枯れた葉をつけたままの姿で春を迎えました。



その姿から、もうダメだろうと諦める覚悟をしつつも、もしかしたらあの冬芽が膨らんで展葉してくるんじゃないかと期待もし、毎日見上げていました。
でもある日、よその庭のアオダモがすっかり葉を開き、花まで咲かせているのを見つけてしまったのです。
見た瞬間、私の中で覚悟が決まりました。
家に帰り、アオダモの幹をユッサユッサと株元から押してみると、ゴボッと株が土の中から外れたのです。少しでも根が張っていればもう少しは抵抗があると思うけど、本当に簡単に片手で動かせるくらい簡単に取れました。
植えた直後の方がまだしっかりしていたと思います。
丈夫なアオダモがこんなことになって、何か余程の原因があるのだとは思いますが、もう仕方ありません。
アオダモの周りに植えてあるハクサンボクやアジサイ、ツワブキ、椿は調子いいのになあ。

枯れたアオダモの代わりになる木、いろいろ迷いました。
またアオダモにするかとも思いましたが、いいお値段、、、。しかもこの辺りだと、いくらはっきりしたきれいな斑でもそれが薄れてきてしまうから、そこも残念なところ。
候補として頭に浮かんだのは、ジューンベリー、クロモジ、シロモジ、アオハダ、ナツツバキ、ヒメシャラ。
いろいろと考え、今回はヒメシャラに決定。
ちょっと繊細なイメージですが、株元はハクサンボクでしっかりとカバーされることになるし、多分大丈夫じゃないかと。
来週、そのヒメシャラがやってきます。
2mほどの株立ちです。
ちょっとクネッと曲がった姿がいいかなと思って選びました。
どの向きで植えるか、また悩むことになりそうです。






コバノミツバツツジ

2023-04-08 17:26:00 | 
ソメイヨシノが咲く頃、山の中で咲くコバノミツバツツジ。
ずっと昔からあったのだろうけど、子供の頃はなんとも思ってなくて、大人になってからいいなあと思うようになりました。
庭を作り始めた頃、あれを是非とも取り入れたい!と思っていたのですが、近所のホームセンターや園芸店には取り扱いがありません。
どうやったら手に入れられるだろうかとあれこれ考えてばかりいました。
ネットで探してもあの頃はミツバツツジしか見つけられず、でも欲しいのはコバノミツバツツジ。
咲く時期が違うんです。
ミツバツツジは5月頃。
コバノミツバツツジは3月下旬〜4月初旬。
絶対にこの咲く時期は間違いがあってはいけません。
しばらく探していると、ある時ネットで発見。30cmほどの小さな苗。
購入となりました。

コバノミツバツツジが欲しいと思ってたわけですが、じゃあ、あの花が好きなのかというとそういうことではない。
花の色でいうとあの色が特別好きなわけでもなく、花の形にしてもあの形が特別好きというわけではない。
子供の頃になんとも思ってなかったのは、多分、ただ花としてしか見てなくて、濃いピンクなんてどちらかというと苦手だったし、遠くから見て、あのピンクだからこそ魅力を感じなかったのかもしれません。
でも今、コバノミツバツツジじゃないといけないと思うほど魅力を感じているのはきっと咲く時期なんだと思います。
庭のコバノミツバツツジはもう花が終わりかけ。個体差があって、同じ花なのに、咲く時期に一週間ほどの差があります。早いものだと3月下旬、遅いものだと4月に入ってから。
ウチの庭にはコバノミツバツツジが4株。
そのうち1株だけ、早くに咲きます。
残りの3株はほぼ同じ。
早くに咲くこの1株をどこに植えるか、悩んでいます。
この子の魅力を存分に発揮できる場所、それはどこなのか?
そこで、なぜこの時期に咲くコバノミツバツツジがいいのか、自分がどこにその魅力を感じているのか考えてみました。
最近では街中でもコバノミツバツツジを植えてあるのを見かけることがあります。
もちろんプロの方がされた植え込みですが、大きな会社のきれいな建物の前に、石組みの中、他の雑木や下草と合わせて植えられています。
樹高も1.5mくらいはありそう。
花付きも素晴らしく、それはそれは華やかで遠くから見ても目立ちます。
それをみて、あのコバノミツバツツジすごいなあとは思うのだけど、私が欲しいものではない。
私が欲しいのは山の中にあるコバノミツバツツジ、勿論そうなのですが、正確にはコバノミツバツツジの花がプカプカと浮いているように咲いている山の風景。
なので、いくら他の雑木と一緒に植えられているとしても、白いきれいな壁の前に咲くコバノミツバツツジにはそんなに魅力を感じないのだと思います。
コバノミツバツツジが咲いている山の風景、明るい木陰やちょっと暗いところだったり斜面だったり。よくまあこんな不安定なところにと思うようなところで、枝垂れるようになりながら健気に咲いているものも。
日当たり抜群の場所に生えているわけではないけど、光を求めて枝を伸ばし、花を咲かせているように見えます。
他の落葉樹や下草はまだ芽吹いてなくて、常緑樹の葉の色もまだ深い緑。シダ類もまだ静かな状態のまま。
そんな中、ある日突然ポッとあのピンクが浮き出ているのに気付く。
コバノミツバツツジの周りに明るさを表すようなものはなく、地面は朽ちた落ち葉に覆われています。
蕾の色は咲いた時よりもぐっと深いピンクなので、きっと、周りの暗い落ち着いた風景に馴染んでしまっていて、車で通るくらいではいくら気に掛けていても気付けず、それが花開くと灯りを灯したように浮き出てくる。
満開の春ではないけど、静かに密やかに、春が来たよと知らせてくれてて、それに気付くことができたワクワク感、そんな心の動きを感じさせてくれるコバノミツバツツジの咲く風景を庭に取り入れたいのだと思います。

そんな事を考えつつ、コバノミツバツツジには申し訳ないのだけど、ちょっと植え替えを検討中。
特別な1株だけは、もう少し密やかな場所で咲いて春を知らせてもらおうと思います。






駐輪場だったところ

2023-03-02 14:10:03 | 
2021年11月に壁を取っ払ってそのままとなっていた駐輪場。
1年以上も放ったらかしてたのですが、このたび壁を作っていただくことになりました。

最初は自分で作ることも考えていましたが、木材が高騰していること、見た目や耐久性、時間的な問題など、色々と考えた結果、ここはプロにお任せしようということになりました。
初期費用はかかりますが、苦労して自分で作っても何年か後、作り直すことになるのはなんとなく予想がつきます。しかもそれはおそらく老後の域に達すると思われ、そのタイミングでまた作り直すかというと、自分でするにしても他人に頼むにしてもそれは、金銭面でも体力面でもかなり無理があろうかと。
それなら今、まだ働かせてもらっているうちに思い切ってやっておこうと思ったのです。

ということで、、
今日から工事スタートです。
どんなふうになるか、楽しみ😊








毎夜の訪問者

2022-10-05 06:58:11 | 
フェンスの完成は2020年2月。
そこから庭の改造を始めました。
玄関前にレンガと砂利を敷き、浅間石を投入し、今の形になったのは去年の夏。
フェンスがあるとはいえ、オープンに近いセミオープン外構。
そんな庭ですが、今までイノシシの被害はほとんどなく、2回ほど鼻先でつつかれたことがあった程度。
母からは「霊が庭に宿ってるんよ」などと言われていたのですが。。。

それがここ2週間ほど。
毎晩のようにやってきているようなのです。
鼻先でつつく程度だったのが、最近は大胆に
なって、、、。
水仙の球根は掘り起こし、浅間石を掘り起こし、ブルーベリー、ツワブキもゴッソリ引き抜かれ、鉢ごと土に埋めていたタツタソウは鉢ごと掘り起こされ、、、。
ギックリ腰で寝込んでいた間は母が修復をしてくれていましたが、その後も続いており、朝は修復に追われる毎日。
確かに、テニスを再開した途端、庭への関わり方が明らかに薄くなっていて、反省するところは多い。
いよいよ本気でイノシシ対策に乗り出さないといけなくなってきたようです。
どうしてやろうかと知恵を練っている最中。