国士舘の先輩で、映画監督の高瀬さんの作品を渋谷ユーロスペースで観させていただきました。
昭和40年代の高知県土佐を舞台に、裏社会で生きる人びとの姿を描く人情ドラマ。高知在住の脚本家・國吉卓爾がシナリオ大賞に入賞した脚本を高知全編ロケ、多数の高知出身俳優出演で映画化。賭博にのめり込み、高知一とも言われた料理店を手放して身を滅ぼした岡田吾一。途方に暮れる吾一の前にヤクザの荒木五郎が現れる。五郎は吾一に賭場で客の使い走りをして、わずかばかりの祝儀を恵んでもらう「カスリコ」の仕事を世話してやるという。物乞いのような仕事ではあるが、行き場のない吾一はカスリコとして再び賭場に出向いてく。吾一はプライドを捨てて懸命に働くが、賭場の人びとの生きざまを目の当たりにしていく中で、人生を賭けた最後の大勝負に挑む。吾一役を石橋保、五郎役を宅麻伸がそれぞれ演じる。監督は殺陣師としても活躍する高瀬将嗣。
キャストも豪華な顔触れでした。
パンフレットに 高瀬先輩のサインを頂きました。(左は同級生の諏訪)
一人一人の俳優さんの演技が素晴らしく、それぞれの個性的な印象がまた、観ていて引かれました。映画の後に高瀬監督から全編モノクロ、オール高知ロケによって描き出したと話がありました。
驚いたことに、序盤の焼肉屋の🎬シーンでは、高知の親友、やっちゃんが宅麻伸や石橋保の隣のテーブルで女性と食事をしているシーンがありました。
目を疑い、帰宅してから、やっちゃんに確認したところ、実はエキストラで出たと聴きました。
こんなことあるんですね〜!!
この映画、手本引き(博打)のシーンが、まるでアクションシーンのような大迫力があり、とても面白く描かれた作品です。
是非ご覧になってくださいね。